ISO 11171の進化

2010年発行のISO 11171では多くの修正が加えられたことで、必要な手順が明確化され、ばらつきが最小限に抑えられるようになりました。

業界規格、ISO 11171

  • 自動液中パーティクルカウンター(APC)の定義の追加
  • 校正曲線設定方法のガイダンスの追加
  • APCの校正の変更点の確認に関する追加指示
  • 必須項目ではなくなった校正手順の流れを定義
  • APCシステムの許容される分解能が10%から15%に増加
  • 統計学的価値のあるデータを得るためには5,000個以上の粒子が計測されなくてはならない(チャンネル設定による)
  • ISO UFTD検証は許容されなくなりました。NIST RM 8632ダストは計測の正確性の検証に必須
  • 同時計数誤差については、0%サンプル分析に替わって回帰分析を実施(B.7) 
  • 固定および調整流量ボトルサンプラーを区別するための詳細を追加(附属書C)
    • 固定流量の装置は、流量を常に3%以内に維持するための性能の検証が必要
    • 調整流量の装置は、操作時の流量と流量限界の判定、および流量を常に3%以内に維持するための性能の検証が必要

Helping researchers and labs maintain compliance with standards