ISO 11171

油圧システムおよび液中パーティクルカウンターの校正

油圧および精密軸受システムに関しては、液体の清浄度が信頼性の重要な要素となります。装置の使用に伴って埃の蓄積やオイルの劣化が起こり、部品の目詰まり、ゴム状化、および摩耗を招きます。オイルの清浄度と部品の寿命の関係を考慮すると、システムの清浄度が高ければ高いほど、オイルおよび接液部の寿命が長くなります。粒子数の増加(ベースライン比)は汚染の増加を意味しています。ISO規格は液体の清浄度モニタリングの規格として開発されました。 

ISO 11171は、1999年に導入され、計測された粒子数をクラスまたはコード分けすることによって粒子数データの報告を簡素化しました。この変化は、光学的パーティクルカウンターの校正に用いられる懸濁液においては、ACFTD(Air Cleaner Fine Test Dust)に替わってISO MTD(Medium Test Dust)が導入されたことによるものです。この国際規格およびその後の修正では、パーティクルカウンターの校正、並びに流量、分解能、同時計数誤差、およびセンサー/容量の精度を網羅するデータの再現性が定義づけられ、同時にすべての装置が同一のNISTトレーサブル規格で校正されることが確認されています。