様々な研究分野での導入事例(ユーザーインタビュー)
当社のフローサイトメーター・セルソーターは、様々な分野でご活躍されている先生方・企業の研究者の方にご使用いただいています。本ページでは、ユーザーインタビュー記事をご紹介します。
※インタビュイーのご所属はインタビュー当時のものになります。
研究用フローサイトメーター

老舗の培地メーカーが挑む抗体開発と培地開発
極東製薬工業株式会社
研究開発部門 製品開発部 新規事業推進課
黒澤 様
極東製薬工業株式会社様では、抗体開発や培地開発など、製品開発のどの場面でフローサイトメーター(CytoFLEXシリーズ)や超遠心機(Optimaシリーズ)を活用されているのか、お教えいただきました

機能性抗体で免疫応答を制御し、新しい治療戦略と創薬に結びつける
- 研究を加速するフローサイトメーター -
東北大学 大学院薬学研究科
がん化学療法薬学分野
助教 塚本 宏樹 先生
免疫細胞に対する活性化と抑制の二面性を制御する機能性抗体のご研究についてお話を伺いました。

炎症の観点から疾患の発症メカニズムを解明し、治療薬を創出する
徳島大学 先端酵素学研究所
炎症生物学分野
教授 齊藤 達哉 先生
自然免疫とよばれる防御機構を介した炎症応答は様々な疾患の発症に関わっています。免疫学に薬学的アプローチを取り入れ、炎症の観点から疾患の発症メカニズムの解明と治療薬を作り出していく研究についてお話を伺いました。

免疫研究で漁業の未来を変える
- 研究の効率を上げるフローサイトメーター -
東京海洋大学
海洋生物資源学部門
助教 加藤 豪司 先生
養殖漁業の未来を考える、魚類の免疫系のご研究についてお話を伺いました。

粒子間の相互作用研究から、細胞と粒子の相互作用研究へ
福岡大学工学部
化学システム工学科
教授 新戸 浩幸 先生
粒子間相互作用の研究を出発点に細胞と粒子の相互作用に興味を広げられ、材料の表面状態が細胞に及ぼす影響の研究についてお話しを伺いました。

生殖生物学の基礎研究と現在の生殖補助医療
桐蔭横浜大学
医用工学部 生命医工学科 教授
工学研究科 医用工学専攻 教授
吉田 薫 先生
吉田先生が実施されている精子の受精能獲得に関する研究と、男性不妊に関する研究プロジェクトで得た経験などについてお話を伺いました。

動脈硬化の免疫的な機序から心血管疾患の治療と予後を研究
- マルチカラーフローサイトメーターで研究を加速 -
東京女子医科大学
循環器内科
講師 佐藤 加代子 先生
動脈硬化の免疫学的な機序から心疾患と免疫細胞との関係を解明し、その臨床と免疫学をつなげる研究についてお話しを伺いました。
セルソーター

セルソーターを用いたバイオ燃料高産生藻のハイスループット遺伝子改変オートメーションシステム
株式会社デンソー
先端技術研究所 マテリアル研究部
バイオ材料課
久野 斉 様、吉満 勇也 様、外海 駿輔 様
株式会社デンソーでは、バイオ燃料により効率の良い藻の育種を行う上で、遺伝子改変、シングルセルアイソレーション、改変株評価の一連の育種プロセスをより迅速に、高いスループットで実施するために、セルソーターを含むラボオートメーションシステムを構築し、自動化されています。今回、株式会社デンソーで実施されているバイオ燃料研究と、藻の育種オートメーションシステム“バイオコンビ”の概要をご紹介いただきました。

「細胞のごみ」を分解するオートファジーの 全容に迫る
東京大学 医学部・大学院医学系研究科
分子細胞生物学専攻
教授 水島 昇 先生
生体を構成する細胞は、絶えず代謝し、一部を作り変えることで正常な機能を維持している。そのためには「細胞内の老廃物を適切に処理する仕組み」が重要だが、1960 年代より「細胞が自らの一部を分解する自食作用(オートファジー)」の現象が知られている。オートファジー分野を牽引し続ける水島教授に、今なお謎の残る現状と今後について伺った。

iPS細胞由来の“肝臓の芽”の移植で重度肝疾患の治療を目指す
横浜市立大学大学院医学研究科 臓器再生医学 教授
同大学先端医科学研究センター 研究開発部門長
谷口 英樹 先生
細胞そのものを移植するのでもなく、細胞から育てた臓器を移植するのでもなく、その中間にあたる“ 臓器の芽” を作製して移植し、患者さんにそれを育ててもらう。再生医療の概念を変える新しいコンセプトを打ち出し、2019 年に“ 肝臓の芽” 移植の臨床研究開始を目指す谷口 英樹 教授に研究の現状と将来構想を聞く。

iPS 細胞のメカニズムと 安全で効率のよい 樹立・維持法を追究
京都大学 iPS細胞研究所
初期化機構研究部門
講師 中川 誠人 先生
京都大学iPS 細胞研究所 初期化機構研究部門の中川誠人講師は、山中教授が奈良先端科学技術大学院大学に在籍していた頃からの研究室メンバーとして、iPS 細胞の樹立を担ってきた。現在、iPS 細胞が誘導されるメカニズムの解明に取り組み、臨床応用に向けて、安全で効率の良い樹立方法を研究している。

虹彩細胞からの網膜細胞再生へ
~MoFlo Astriosの役割~
藤田保健衛生大学
研究支援推進センター 共同利用研究推進施設(再生医療支援推進施設)
分子生物学
准教授 山本 直樹 先生
研究者と機器管理者というふたつの立場からセルソーターに携わってこられた山本先生に、iPS細胞からの機能性網膜細胞再生の研究に使用する際のMoFlo Astriosと共同利用研究施設の機器管理者にとってのMoFlo Astriosそれぞれについてお話をお伺いしました。

患者の自己骨髄細胞を用いて肝硬変を治療する
山口大学大学院
医学系研究科 消化器病態内科学
准教授 寺井崇二 先生
2013年6 月、「C 型肝炎ウイルスに起因する肝硬変に対する自己骨髄細胞投与療法」が先進医療B として承認された。この治療法は、患者の自己の骨髄から単核球細胞を採り、点滴によって体内に戻すもの。肝移植術を除く従来の治療法では効果が認められない肝硬変症に限るという条件付きながら、世界初の治療法の開発が加速する。

B細胞の生成と成熟、維持の研究を創薬にも活かす
京都大学 医学研究科
次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点(AKプロジェクト)グループリーダー
特定教授 疋田 正喜 先生
京都大学 医学研究科 次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点(AK プロジェクト)グループリーダーの疋田正喜 特定教授は、このB 細胞の生成や維持、運命決定について精力的に研究している。
ソフトウエア・試薬

がん微小環境の1細胞解析におけるクラウドベース解析ソフトウエア Cytobankの貢献
東京大学 定量生命科学研究所 分子情報研究分野 共同研究員
(TAK -Circulator株式会社 事業開発本部 主任研究員兼務)
小田 健昭 先生
従来の解析技術や集団単位での解析では見えなかった、腫瘍内のがん細胞と免疫細胞との複雑な関係性を解き明かそうとするご研究の一端とその解析についてご紹介くださいました。

新しいアプローチでの膠原病疾患治療に向けて
順天堂大学 膠原病内科
先任准教授 山路 健 先生
助教 草生 真規雄 先生
様々な膠原病疾患における血球の研究にドライ抗体試薬DURACloneパネルをご使用いただいています。今回は先生のご研究の内容とDURACloneの役割についてお話させてください。