自動分注機 Biomek i-Series による核酸抽出・精製試薬キット Agencourt SPRIの自動化ソリューション

 

DNA/RNAの抽出規模に応じて
柔軟な自動化システムを構築可能

処理サンプル数により、自動分注機 Biomek i-Seriesによる柔軟な自動化システムを提案いたします。さらに、核酸定量やPCR/NGSの前処理などの下流工程も同じ装置内で自動化することも可能です。サーマルサイクラーのインテグレーションにも対応します。

☑ 処理時間の短縮 ＆ スループットの向上
☑ ワークフローの標準化：ミスを低減し結果を改善
☑ さまざまな生体サンプルからの DNA/RNA 抽出に対応
☑ 当社装置と試薬の組み合わせ：豊富な自動化実績

遠心機やフィルタリングが必要ない、Agencourt SPRI 磁性ビーズ

96-wellサンプルプレートを磁気プレート上に載せるだけで、遠心機によるスピンダウンや吸引濾過と同じ実験作用が得られ、スマートにハイスループット化を進めることができます。また、自動化専用試薬ではないため、手動での実験も可能です。

STEP 1: BIND	STEP 2: WASH	STEP 3: ELUTE
磁性ビーズを添加、ピペッティングにより核酸を磁性ビーズに結合	磁性ビーズを磁石で集め、 溶媒で洗浄し、精製度を向上	水系溶媒を添加して、磁性ビーズから精製核酸を溶出し、回収

SPRI 磁性ビーズ精製では、溶媒と核酸結合担体の分離に遠心機を必要としない上、マルチチャネルピペッターによる効率的な分注が行えます。これらの特長により、サンプル数が増えるほど、SPRI磁性ビーズ精製のメリットが大きくなります。（手動実験の場合：下図）

核酸抽出・精製自動化スループット -Biomek i5 Multichannel を使用した場合-

*1 時間の表記は「時間: 分」です。
*2 合計処理時間は左から、レフトサイドセレクション、ライトサイドセレ クション、ダブルサイズセレクションを示します。
*3 途中工程で、自動分注機外でのプレート遠心処理が必要です。
*4 サンプルlysis 後に遠心した状態からの開始です。
*5 サンプルlysis（ウイルス不活化）後の状態からの開始です。