RNAdvance Cell v2

培養細胞からのRNA抽出

RNAdvance Cell v2はSPRI磁性ビーズを用いた、MRC-5, ACHN, HCT116, PANC1など様々な培養細胞(浮遊細胞・付着細胞)からのRNA抽出に対応する試薬キットです。組織または5万cells以上の培養細胞はRNAdvance Tissue、培養細胞からのDNA抽出はDNAdvanceがそれぞれ対応製品となります。

  • 高収量・高品質の抽出RNAは、NGS, PCRなどの解析に使用可能
  • 培養細胞 5万cells以下のほか、追加プロトコルでDNA/RNAの同時抽出にも対応
  • 低コストかつ自動処理に対応し、96ウェルプレートでのハイスループット抽出に好適

安全性データシート(SDS)は、ページ下部の技術資料からダウンロードしてください。

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本製品の使用にはマグネットアクセサリが必要です。

製品モデル

RNAdvance Cell v2 ワークフロー

Genomics RNAdvance Cell v2 Workflow

製品特徴

製品概要

培養細胞からマイクロチューブまたは96ウェルプレートを用いて分解の少ないRNAを抽出

対応サンプル

5万cells以下の培養細胞からのRNA抽出に対応。5万~200万cellの抽出には、RNAdvance Tissueご使用ください。

抽出の自動化

手動抽出実験だけではなく、Biomekによる自動抽出処理にも対応可能。

引用文献

Hore, T. A., von Meyenn, F., Ravichandran, M., Bachman, M., Ficz, G., Oxley, D., . . . Reik, W. (2016, October 25). Retinol and ascorbate drive erasure of epigenetic memory and enhance reprogramming to naïve pluripotency by complementary mechanisms. PNAS, 113(43), 12202-1207. doi:10.1073/pnas.1608679113

  • ESC および EpiSC セルラインからのRNA抽出に使用

Mesnage, R., Phedonos, A., Biserni, M., Arno, M., Balu, S., Corton, J. C., . . . Antoniou, M. N. (2017, October). Evaluation of estrogen receptor alpha activation by glyphosate-based herbicide constituents. Food and Chemical Toxicology, 108, 30-42. doi:10.1016/j.fct.2017.07.025

  • MCF-7 細胞からのRNA抽出に使用

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技術資料

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