脂質ナノ粒子(LNP)
解析ソリューション

革新的な脂質ナノ粒子(LNP)製剤

新しいLNP製剤に対する需要の高まりを背景に、LNP製剤のハイスループットな開発・スクリーニングワークフローの必要性も高まっています。ベックマン・コールター ライフサイエンスは、LNPに充填するための核酸の製造・精製、LNPの混合、薬剤製剤、分析特性評価に使用できる包括的なソリューションを提供しています。

LNPは、様々な脂質(ヘルパー脂質、イオン化脂質、PEG化脂質、ターゲティング脂質など)、コレステロール、カプセル化されたカーゴからなる有望な薬物送達システムです。私たちは、自動化と超遠心機の利用によりLNP製剤を最適化するワークフローソリューション、分析用超遠心機とフローサイトメーターを用いた生物物理学研究および機能研究のソリューションを提供します。

LNP ワークフロー

(各ステップの番号をクリックするとソリューションか表示されます。)

1
医薬品開発
2
LNPの製造
3
最終調製
4
解析と特性評価

医薬品開発

低分子(抗生物質、化学療法剤など)、生物学的製剤(抗体、ホルモンなど)、核酸(mRNA、siRNAなど)をはじめとする治療用製剤は、すぐに使用可能な試薬、自動分注機、自動細胞培養ワークステーション、遠心機、クロマトグラフィーシステムを用いて調製されます。

LNPの製造

現在、RNA送達技術の最先端にあるのが、新たに設計されたイオン化可能なカチオン性脂質を組み込んだLNP製剤です。
カプセル化は、マイクロ流体ミキサーを用いて、酸性バッファー中で脂質とmRNAの制御されたナノ沈降を静電相互作用により促進することで行われます。

最終調製

カプセル化後、バッファーを交換し、ナノ粒子の再配置と安定化を促します。充填度の異なるLNPの分画も重要であり、遠心分離を用いることで、最適なトランスフェクション効率の確保が可能です。

解析と特性評価

LNPをin vitroまたはin vitroで使用する前に、サイズやカプセル化効率、純度、不均一性、mRNA/siRNAの封入量などの特性を評価することは、再現性を確保する上で不可欠であり、分析用超遠心機Optima AUC、およびフローサイトメーターCytoFLEXによって実現できます。




ベックマン・コールターのLNP精製&特性評価ソリューション

ベックマン・コールターは、専門知識と高度な技術で、お客様の研究開発を効率的かつ効果的に支援します。

LNPの最適化と精製

LNP の不均一性の低減と薬物効果の最適化には、速度ゾーン連続密度勾配超遠心法が使用されます。LNP 高純度化での速度ゾーン法では、ショ糖連続密度勾配によってサンプルを分離します。遠心中、超遠心前、LNPはチューブ上部に留まっていますが、超遠心中、LNP は質量、形状、密度に基づいて分離されます。

超遠心機を用いたLNPの精製

回収した各フラクションには、流体力学的直径ならびに力価が異なるLNP が含まれていたことが確認されます。

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速度ゾーン法での分離には、分離用超遠心機Optima XPN シリーズとスウィングロータを使用しすることで、分解能を向上させ、LNPサンプルを機能性に合わせて最適化することが可能です。また、電子データトレーサビリティ機能が搭載されている為、LNP 製剤の製造現場においても安心してご使用いただけます。

LNPの定量と特性評価

脂質組成、カプセル化効率、コピー数、サンプル純度、粒径及び多分散度指数(PDI)、安定性など特定の重要品質特性(CQA)は、 LNP を特徴づけるものである一方で、薬物送達システムとしてのLNP の有効性に影響を与える可能性があります。

超遠心分析法(AUC) は、溶液中の高分子を遠心力を利用して沈降させつつ、 その高分子の沈降の様子を吸光計や干渉計で測定することによって評価する解析技術です。 AUC は、超遠心中のLNP の複雑な沈降/ 浮遊/ 拡散パターンを識別し収集することが可能なため、LNP のCQA を高い分解能ならびに感度での解析が可能です。

分析用超遠心機(AUC)によるLNP解析ワークフロー

分析用超遠心機Optima AUCによるLNP解析ワークフローの利点はPDFでご確認ください。

ナノフローサイトメーターCytoFLEX nanoは、カーゴを内包するLNP/中空LNPの割合と機能を測定することが可能です。


Webセミナー:分析用超遠心機を用いた脂質ナノ粒子の特性評価

 

関連資料


ECHOは、米国およびその他の国におけるLabcyte Inc.の登録商標です。 Labcyteはベックマン・コールター社の子会社です。
自動分注ワークステーションBiomek およびアコースティック微量自動分注機Echoは疾患等の診断への使用を意図しておらず、検証も行っておりません。


 

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