‌白血病およびリンパ腫*の解析に関するフローサイトメトリーケースブックを、無料でダウンロードしていただけます。フォームに必要事項をご記入ください。

*非ホジキンリンパ腫のみに対応

70歳男性の症例。末梢血中に芽球が認められます。末梢全血サンプルで、ClearLLab 10Cパネルを使用したフローサイトメトリーによるイムノフェノタイピングを行いました。

正常なB細胞と比較すると、CD5の発現、CD20発現の減弱、軽度のlambda軽鎖制限が認められます。

異常集団の免疫表現型は、異常な未熟T細胞であるTリンパ芽球と一致しています。

正常な成熟T細胞と比較すると、CD16とCD56の発現量の増加とともに、CD2、CD5、CD7の発現減弱が認められます。

正常なCD34陽性の前駆体と比較すると、CD7の発現やCD13の発現減弱が認められます。

正常な成熟単球と比較すると、CD13およびCD14の発現減弱が認められます。

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*非ホジキンリンパ腫のみに対応

正常なB細胞と比較すると、CD5の発現、CD20発現の減弱、軽度のlambda軽鎖制限が認められます。

Compared with normal B cell precursors, the expression of increased CD10, dim CD13, dim CD33, CD34 on a subset, and CD123 are aberrant.

Compared with normal peripheral blood, the presence of an immature T cell population in the peripheral blood is aberrant, with co-expression of CD4 and CD8, mildly decreased CD5, and dim CD45.

The blasts are in the CD45dim gate and express CD33, CD34, CD117 and HLA-DR. The blasts also abnormally express CD10 and CD56 (in a subset), while negative for CD19.