Cytobankの統計検定機能

 

Cytobankでは統計機能が実装されていることにより、わずか数クリックで、生データから統計学的有意差検定ができます。

この機能では、研究者の間で生物学的データの解析に広く使用されている複数の統計検定法が利用できるため、マニュアルゲーティングやFlowSOMなどのマシンラーニング解析の結果を、簡単に有意差検定できます。解析結果をエクスポートして他のソフトウエア上で計算する手間なく、Cytobank上でシームレスに実施することができます。

 

統計的推定機能のご紹介

このビデオでは、illustration editor機能の統計チャートと統計検定について説明し、デモデータを用いた具体的なCytobankの操作方法をご案内します。

 

 

統計検定の種類

スチューデントのt検定(またはt検定)

  • 1つの独立変数サンプルについて2グループ間の平均値に違いがあるかを検定します。

マン・ホイットニーのU検定(またはマン・ホイットニー・ウィルコクソン検定、あるいはウィルコクソン・マン・ホイットニー検定)

  • 1つの独立変数について2グループの分布に違いがあるかを検定します。

対応ありスチューデントのt検定

  • 対応ありデータのサンプルで、群間に有意差があるかを検定します。

ウィルコクソンの符号順位検定

  • 対応ありデータ1つの独立変数で、2つのグループ間の分布に違いがあるかを検定します。

 

検定法についての詳細や適用例は
こちらをご参照ください。

詳細はこちら→

Cytobank Statistical Inference

 

クラスカル・ウォリスのH検定

  • 独立変数1つで3つ以上のグループ間を比較し、全群に違いがあるかを検定します。

一元配置分散分析 (One-way ANOVA)

  • 独立変数1つで3つ以上のグループ間についてグループ平均を比較し、違いがあるかを検定します。

二元配置分散分析 (Two-way ANOVA)

  • 2つの独立変数で2グループ以上の時、2つの独立変数を同時に分析します。

 

Cytobankフリートライアル

Cytobankは、フローサイトメトリーデータやマスサイトメトリーデータの解析、保管、共有のためのクラウドプラットフォームです。高次元シングルセルデータの機械学習(マシンラーニング)解析ツールを実装し、インターネットにつながっていれば、どの端末からでも、様々な組織・場所にいる共同研究者・作業者と簡単にコラボレーションワークができるように設計されています。

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