Valita Titerアッセイのワークフロー
Valita Titerアッセイは、ワークフローが「サンプル添加、混合、測定」するだけのシンプルな操作で、最も速く結果が得られ、最も簡単に測定できるIgG抗体定量法の1つです。
96ウェルまたは384ウェルプレートに対応し、調製と測定が、簡単な3ステップ、最速15分で行えます。サンプル調製、追加試薬、洗浄は不要で、未精製の培養液をそのままプレートに移して測定することが可能です。
培地/IgGサンプルを添加し、混合

室温で5分間のインキュベーション

プレートリーダーの蛍光偏光測定モードで測定
Valita Titerアッセイの測定原理
Valita Titerアッセイは、蛍光偏光(FP)を利用した検出アッセイです。溶液中では小さな分子が大きな分子よりも速く回転することを利用し、プローブに結合するIgGを効果的に分析します。
Valita Titerアッセイプレートは、Fc領域に特異的に結合するプローブでプレコートされています。このプローブを試験サンプルの添加前に溶解して使用します。蛍光偏光測定機能が付いたマイクロプレートリーダーとフルオレセインなどの緑色蛍光色素用フィルタがあれば、効果的かつ迅速にIgG抗体定量ができます。
リンク集
医薬品研究開発におけるIgG抗体定量のためのハイスループットな自動スクリーニングプラットフォーム
Valita Titer 384ウェルプレートによるIgG定量スループットの向上
Biomek i-Series自動分注ワークステーションによるValita Titer IgG抗体定量アッセイの自動化
Valita Titerアッセイを用いた迅速なウサギIgG定量