Valita Titerアッセイの自動化
Valita Titerアッセイは自動化ワークフローに簡単に組み込むことができるため、今まで煩雑だったIgG抗体定量プラットフォームを自動化することができます。 Valita Titerアッセイは 自動分注ワークステーション Biomek i-Seriesを含む、ほとんどの自動化プラットフォームで使用できます。
実験ワークフローの自動化により、スループットおよびデータの再現性・信頼性が向上します。また、自動化により作業時間が大幅に減らせるため、貴重な研究者の時間を他の研究業務にあてることができます。
自動化
本アプリケーションノートでは、自動分注ワークステーション Biomek i-SeriesおよびMolecular Devices社のマルチモードマイクロプレートリーダー SpectraMax® iD5との組み合わせによるValita Titerアッセイを紹介します。

この2つの装置と組み合わせることで、最大 456 サンプル(5 x 96 ウェルプレート)を1 時間少々で定量し、IgG力価の測定結果を直接出力することができます。
この研究では、以下の2つの実験もあわせて行いました。
- CHO(チャイニーズハムスター卵巣)細胞を含むサンプルでの正確なIgG定量測定の検証
- 希釈係数の利用し、Biomekに登録されたCLDプロトコルへ目的の取得設定を入力するだけでアッセイ範囲を拡大できることの検証
Valita Titerアッセイについて、さらに詳しい情報はこちらから
一般的なIgG抗体測定法との比較
Valita Titerは、Protein A HPLC、ELISA、BLI法に比べ、短時間、かつ簡便なIgG 定量アッセイであり、またこれらに比べて多くの利点があります。
バイオプロセスの未来
抗体医薬品の革新的で効果的な治療法への導くソリューションとは?

