Joseph R. Coulter Jr. (1924~1995)

Joseph Richard Coulter, Jr.は、1995年の死亡時まで、コールター社の社長/CEO、兼共同創立者として働きました。コールター社は1997年10月にBeckman Instrumentsに買収され、その後ベックマン・コールター社となりました。

兄であるWallace(1998年8月死亡)と共に、Josephはシカゴの地下の一室での小規模な事業からコールター社を立ち上げ、ラボラトリー用のハイテク診断システムのデザインおよび製造をリードする多国籍企業に成長させました。

この会社は、微粒子の数と粒径の電子的測定の自動化の原理であるコールター原理で取得した特許を基盤としていました。この技術はコールターカウンター®アナライザーに使われており、労力が多く、不確実性の高い手動での血液細胞の計測を排除することによって、臨床診断および医学研究に抜本的な変化をもたらしました。コールター原理は、医療および工業用アプリケーションを用いた無数の微粒子の計数や粒径の測定現場において、現在広く利用されています。

Joeは、ミズーリ州ポプラ・ブラフの鉄道の操車係兼無線通信員の息子として生まれ、常に電子機器に興味・関心を持っていました。第二次世界大戦中に、彼は米陸軍に入隊し、通信部隊の無線通信士としての訓練を受けました。彼はまた、陸軍の楽隊でトロンボーンの演奏もしていました。

戦後、Joeはシカゴに行き、イリノイ工科大学で電子工学の学位を取得しました。卒業後、彼はモトローラ社の通信部門でプロジェクトエンジニアとして働きました。

このような戦後間もない時期に、JoeとWallaceは余暇を活用してコールター原理を開発したのでした。Joeはモトローラ社を退職し、Wallaceと共にCoulter Electronics, Inc.を立ち上げました。兄弟は共に働き、血液細胞と粒子アナライザーであるCoulter Counter Model Aの初期バージョンの開発および販売を行いました。これがその数年後に彼らが開発する数々の新製品の最初の1台でした。

1958年、Coulter兄弟は正式に会社を設立し、その後間もなくマイアミに移転しました。

Joeは会社立ち上げ当初に特許を取得した複数の製品の発明者、および共同発明者で、会社の主な製造ラインの多くの工学およびデザイン部門で積極的な役割を果たし続けました。彼は「科学は人類を救う」という会社の使命を体現していました。また、晩年はがん、およびAIDSに対する取り組みに力を入れていました。彼の熱意が、リンパ腫の治療に焦点を当てた、Coulter Pharmaceutical, Inc.の創設につながりました。

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