
フローサイトメーターは、細胞解析とソーティングにおいて不可欠なツールです。しかし、その運用方法によっては、研究の効率や成果に大きな影響を与えることがあります。ベックマン・コールターのセルアナライザー&セルソーター CytoFLEXファミリーは、柔軟性と効率性を兼ね備えたフローサイトメーターであり、その運用方法を見直すことで、研究の生産性を最大化することが可能です。
細胞解析から細胞分取までの一連の流れを考えた場合、①セルソーター1台で解析と分取の両方を実施する、②セルアナライザーで解析しセルソーターで分取をする、の2つの選択肢が挙げられます。どちらの場合もメリット/デメリットがあるため、導入・運用に当たってはリソース、コスト、時間などの観点からどちらの選択肢の方が最適かを判断する必要があります。
ベックマン・コールターは、CytoFLEXシリーズの特長を活かして、お客様のフローサイトメーターの運用方法を見直し、研究の効率性と成果を最大限に引き出すお手伝いをさせていただきます。詳細な情報やデモのご依頼は、ぜひお問い合わせください。
フローサイトメーターの運用例
セルソーター1台運用の場合
一般的に、コスト効率が高く、スペースの節約が可能ですが、サンプル測定とソーティングを同時に行えない、ソーティングをしなくてもソートキャリブレーションが必要となる、など制約があります。
セルアナライザーとセルソーターの2台運用の場合
解析とソーティングを並行して行うことで時間効率を向上させますが、異なるソフトウェアの習得が必要です。また、1台運用時にも当てはまりますが、一般的なフローサイトメーター制御ソフトウエアで解析まで行う場合、サンプル測定中/ソーティング中は解析ができない、というデメリットもあります。
CytoFLEXファミリーで運用した場合
一方、セルソーターCytoFLEX SRTを使用した1台運用は、同様の経済性を持ちながら、解析時はソートキャリブレーションが不要なため、比較的短時間でサンプル測定を開始できます。また、セルアナライザーCytoFLEXシリーズとCytoFLEX SRTを使用した2台運用では、同じソフトウェアインターフェースのため、それぞれの操作のためのトレーニング時間を短縮でき、アナライザーで解析したパネルをセルソーターへ移行することも容易にできます。また、ソフトウエアはフリーソフトのため、他のPCにソフトウェアをインストールすれば、サンプル測定中/ソーティング中であっても解析が可能なため、運用を効率化し、研究者が解析やその先の研究に集中できる環境を提供します。
CytoFLEX SRT1台で解析とソーティング

CytoFLEXファミリーで解析とソーティング

ソーティングの初めの一歩
フローサイトメーターは、細胞のマーカー解析やセルソーティングをする強力なツールです。しかし、蛍光標識抗体のコンペンセーションによって、「測定したデータの信頼性」や「再現性」など不安があり、スタートを切るのにためらってませんか?
まずは、3~4カラーから始めれは、簡単に信頼性と再現性の高い解析とセルソーティングが行えます。
信頼性と再現性の高いデータ取得への第一歩として、ぜひ3カラーのシンプルなパネルでCytoFLEX SRTを始めてみませんか?
CytoFLEX ファミリーの特長
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