細胞外小胞解析の課題

細胞外小胞（EV）の粒子数と濃度の定量やサイズ計測、特性評価（カーゴの成分分析など）から、細胞や臓器の健康や疾患のプロファイルについてより深い洞察を得ることができます。しかし、EVは小さく不均一なため、解析は簡単ではありません。

標準化の必要性

これまでは、EVの正確な計数、特性評価、サイズ測定を行って必要な洞察を得るためには、複数の手法を用いなければなりませんでした。その結果、多くのケースで時間がかかり、再現性が低いワークフローを使わなければならなくなってしまいます。

フローサイトメトリー：高感度で効率的な細胞外小胞解析

フローサイトメトリーはスループットと分解能が高く、1台でEVのサイズ測定と特性評価が可能です。フローサイトメトリーではサイズ散乱特性を用いて多分散ポピュレーション中の異なるEVを検出し、蛍光でカーゴと由来細胞を検出できます。

フローサイトメトリーの特長：

自分の研究に最適なフローサイトメーターの選択

フローサイトメーターを選択する際には、次の3つの重要な要素を考慮しなければなりません。

当社のフローサイトメーターは、フローサイトメトリーによるナノ粒子解析をどなたでも簡単に行えるよう、様々な機能を搭載しています。EV解析から得たい情報が何であっても、CytoFLEXファミリーのフローサイトメーターにお任せください。