DNA/RNA抽出

Biomek Genomic Workstationは、マニュアル操作差による実験と比べて、核酸抽出・精製の再現性を格段に高めます。磁性ビーズを用いた抽出・精製の自動化により、その後のNGS、マイクロアレイ、qPCRなどのワークフローでのサンプルの品質が改善されます。

血液、細胞、FFPE、組織などからの核酸抽出において、より高いスループットが得られます。Biomek Genomic WorkstationとAgencourtなどの弊社の核酸抽出・精製試薬を組み合わせることにより、核酸抽出・精製のソリューションを提供します。

Biomek Genomic Workstationは、核酸抽出・精製の効率化、作業時間の短縮を実現し、より柔軟なスケジュールで実験することを可能とします。実証済みの自動化用Methodにより、結果の改善と効率化が期待できます。

Biomek 4000i5i7自動分注機をベースとするそれぞれのBiomek Genomic Workstationは、核酸抽出からライブラリ構築まで、すべてのステップに拡張可能な自動化ソリューションを提供します。Biomek i-SeriesのBiomek Extract Workstationには、デッキ上での加温、磁性ビーズによる精製、攪拌が含まれ、オプションで防塵用エンクロージャーの搭載が可能です。

Biomek×Echoによる次世代シーケンス(NGS)ライブラリ調製の完全自動化

対応製品モデル

FormaPure Totalワークフローの例

Genomics Products Sequencing RNA and DNA Tubes graphic

 

特長

Biomek i5 および i7 Multichannel 96 Genomic Workstationsの特長

  • 300 µL マルチチャネルヘッドの分注レンジ: 1- 300 µL、1200 µL マルチチャネルヘッドの分注レンジ: 5- 1200 µL
  • Enhanced Selective Tip 機能により、1本、1行、1列など様々なパターンでの分注が可能
  • オフセットフィンガー付きの360°回転可能な独立グリッパーで、高密度デッキへのアクセスを最適化
  • オービタルシェーカー、温調ベルチェ、96チャネルチップ洗浄によりサンプル処理方法の最適化が可能
  • エンクロージャー(オプション)によりサンプルのコンタミネーションのリスクを軽減

 

Biomek 4000 8-Channel Genomic Workstationsの特長

  • シングルチャネルおよびマルチチャネルの分注ツールを搭載し、1-1000 µLの広範囲の分注レンジを実現
  • Single Tip機能により、1本、1行、1列など様々なパターンでの分注が可能
  • グリッパーツールで、オンデッキ、オフデッキどちらのソリューションへのアクセスも最適化
  • オービタルシェーカー、温調ベルチェ、サーマルサイクラーによりサンプル処理方法の最適化が可能
  • エンクロージャー(オプション)によりサンプルのコンタミネーションのリスクを軽減

関連資料

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【カタログ】抗体医薬品開発に向けた細胞株開発(CLD)の自動化ソリューション 細胞株開発のプロセスを2種類の特徴のある システムで自動化することにより、実験者の負担を大きく低減しつつ、より速く信頼性の高いクローンを獲得 することを可能とします。
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