OptiMATE Gradient Maker

再現性の高い分離を、誰でも簡単に、短時間で。

密度勾配自動作製装置 OptiMATE Gradient Makerは、密度勾配作製、分注、チューブシールなど、密度勾配遠心(DGUC)実験のほぼすべての前処理ステップを自動化することで、手間の多い作業を簡素化し、ヒューマンエラーの削減と実験の再現性を向上させます。

密度勾配自動作製装置 OptiMATE Gradient Makerの特長

試薬の混合・分注・シーリングを自動化

密度勾配作製

  • 連続密度勾配と不連続密度勾配の作製が可能
  • 連続密度勾配の作製時間を大幅に短縮(75%以上)

シンプルな操作画面とメソッド作成

  • 1時間程度のトレーニングで操作をマスター
  • OptiMATE Gradient Makerのメソッドを用いることで、 実験間および作業者間での一貫性を確保
  • 密度勾配プロファイルを操作画面で視覚化

密度勾配自動作製装置OptiMATE Gradient Makerのご紹介

 


試薬の混合・分注・シーリングを自動化

2種類の密度勾配作製

シンプルな操作画面とメソッド作成

密度勾配作製の自動化による作業の一貫性と効率化


  • 不連続密度勾配 /連続密度勾配の試薬混合、分注、チューブシーリングの自動化

  • 事前に形成された連続密度勾配を使用することで、遠心時間を大幅に短縮

  • 一貫性の向上 – 自動化によるヒューマンエラーの低減

  • 密度勾配に不慣れでも、わずか数時間で高品質の密度勾配を作製可能

  • 塩化セシウム(CsCl)イオジキサノール(IDX)、スクロースを使用可

OptiMATE Gradient Makerアプリケーションノート

アデノ随伴ウイルスの迅速な精製

 

記事を読む

ウイルスベクター精製の変動性とハンズオン時間の低減

 

記事を読む

Explore OptiMATE Gradient Maker Models

よくある質問

  • 塩化セシウム
  • イオジキサノール(OptiPrepTM
  • スクロース

サイズ
  • 16 mm (8.9 to 13.5 mL)
  • 25 mm (29.9 to 39 mL)
  • 38 mm (94 mL)
チューブ形状
  • Quick-Seal(クイックシール)
  • Opti-Seal(オプティシール)
  • Open-Top(オープントップ)
材質
  • ポリプロピレン
  • ウルトラクリア
充填およびシーリングの工程は、チューブの材質やサイズ、体積に影響されます。上記の基準を満たす全てのチューブに適するとは限りません。使用可能なロータおよびチューブについては、OptiMATE Gradient Makerのパンフレットおよび取扱説明書(IFU)をご参照ください。

いいえ。OptiMATE Gradient Makerで使用できるのはベックマン・コールター ライフサイエンスが提供する超遠心用チューブのみです。
はい、チューブラインは再利用が可能です。3回の再利用まで試験を行っています。

チューブライン一式はオートクレーブまたはエチレンオキサイド(EtO) での滅菌処理が可能です。
密度勾配超遠心法(DGUC:Density gradient ultracentrifugation)は超遠心機を用いてウイルスベクター(完全体のアデノ随伴ウイルス (AAV)粒子を中間体や中空のキャプシドから単離するなど)やその他の物質(細胞外小胞、プラスミドDNAなど)を高純度に精製する手法です。DGUCでは、サンプル中に存在する物質の密度や沈降計数の違いに基づいて遠心分離し、バンドを形成させる手法です。
  • ウイルス/ウイルスベクター(AAVなど)
  • ウイルス様粒子やバクテリオファージ
  • 細胞外小胞(EV)
  • タンパク質/タンパク質複合体
  • 脂質ナノ粒子
  • 合成ナノ粒子およびその他のナノ材料
  • 核酸/プラスミド
  • リポタンパク粒子の分離

技術資料

資料が見つからない場合は、 こちらの検索ページでご確認ください