ロータレベルでの安全なサンプル調製
ロータレベルでの安全なサンプル調製
遠心処理中の強固なバイオセーフティ*
生体物質や感染性物質の封じ込めは、生物医学ラボ、微生物学ラボ、バイオセーフティレベルのラボ、ワクチン製造施設において、安全環境を維持する上で不可欠な要素です。
- ラボウェアの破損をチェックできる透明デザイン
- エアロゾルの漏れやロータバケットからの流出に対する保護
- 第三者機関によって試験された生物学的封じ込め機構*
- 1.5 mLチューブ~750 mLボトル対応のバケットカバー
- 96ウェルプレート形式対応のマイクロプレートキャリアカバー
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| BioC (BioCertified) BioCertifiedは、独立した第三者機関(英国ポートンダウンのHealth Protection Agency)によって微生物エアロゾルの封じ込めを確認するための試験および検証が実施されたベックマン・コールター製品を記述するために使用される用語です。不適切な使用またはメンテナンスは、密封の完全性、すなわち封じ込めに影響する可能性があります。 |
BioE (BioEnhanced) BioEnhancedは、ベックマン・コールター製品の生物学的封じ込めレベルが設計上強化されていることを記述するための用語です。 |
BioSafety BioSafeおよびBioSafetyは、ベックマン・コールター製品の強化された生物学的封じ込め性能を記述するための用語です。 |
ロータの特長
デュアルロックリッド:デュアルロックリッドアセンブリにより、付属のリッドをした状態で遠心機へのロータの取り付け、取り外しを行うことが可能です。ロータは、リッドを取り付ける前や取り外す前に、安全キャビネット内にセットすることができます。シングルロックリッドアセンブリのロータもご用意しています。
デュアルロックリッドは、バイオセーフティキャビネットへの移動中、ロータを密封した状態に保つことができるため、サンプルの封じ込めが可能です。
密封:固定角およびスウィングロータ用のリッドおよびキャップアセンブリは、高真空環境下で使用した場合、O-リングとともに密封を形成できるように設計されています。また、超遠心機用スウィングロータには、バケットをロータ本体から取り外し、バイオ安全キャビネット内でチューブをセットできるラックが付属しています。
液体封じ込め環状帯:ロータには、O-リングのシール面の下に液体封じ込め環状帯があります。チューブ/ボトルが過剰に充填されたり、遠心処理中に液漏れが起きたりした場合、この環状帯が十分な量を保持し、すべてのチューブから同時に漏れたとしても、漏れた液体をロータ内に保持することができます。この機能により、事実上、遠心チャンバーに液体が漏れ出すことはなくなります。
ロータアクセサリ:卓上型およびフロア型遠心機用スウィングロータで使用できる、生物学的封じ込めが可能なアセンブリをご用意しています。
- Aerosolveキャニスタ
- 1.5 mLチューブ~750 mLボトル対応のバケットカバー
- 96ウェルプレート形式対応のマイクロプレートキャリアカバー
- いずれも以下の特長を備えています。
- ラボウェアの破損をチェックできる透明デザイン
- エアロゾルの漏れやロータバケットからの流出に対する保護
- バイオ安全キャビネット内でバケットのセットが可能
*BioSafeは、当社製品の強化されたバイオセーフティ性能を記述するための用語です。


