What advantages does the Optima AUC provide to improve my data quality and workflow efficiency?
データの品質や作業効率を向上させるために、Optima AUCはどのような利点を与えてくれるでしょうか?
Optima AUCは、これまでゴールドスタンダードであったProteomeLabをベースに開発された次世代の分析用超遠心システムです。、初心者のお客様でも使いやすい操作性を追求し、また質の高いデータをより早く取得できる新しい概念の光学ユニットシステムを搭載するなど、AUCを使用した経験が無いお客様にも既に使用されているお客様にもご満足いただけるような新しい機能を多く搭載しています。このような新機能を搭載したOptima AUCを導入いただくことで、高い分解能と再現性を有した優れたデータを、より簡便に短時間で取得することができます。
Optima AUCの利点
操作性と利便性
Optima AUCのオペレーティングソフトウェアは、測定メソッドの作成から測定データの取得を一貫して行える新しいソフトウェアです。また測定メソッドの入力方法はウィザード形式を採用し、設定値の入力のし忘れ等のミスが軽減されるよう工夫されています。Optima AUCではルーターを介したネットワーク回線でのデータのやり取りが可能となり、居室にいながら測定メソッドの作成や実験のライブデータのモニタリングが可能です。またOptima AUC本体の光学ユニットシステムのセットアップは、光学系付属のハンドルを回すだけのワンタッチ仕様に変更され、初心者の方でも非常に簡単にセットアップできるようになりました。さらに、お客様がこれまで使用されている分析用超遠心機のロータやセルアッセンブリなどのアクセサリ類は全て互換性があり、Optima AUCでも同様にお使いいただけますので、改めて新規にアクセサリ類をご購入いただく必要はございません。
高いデータ分解能と再現性

ウイルス粒子のような、密度が比較的大きく、さらに外径のサイズは同じであるが内包の遺伝子量が異なるため見かけ上似通った成分の超遠心分析法による解析では、解析が難しいことがあります。しかし、Optima AUCの吸光度光学ユニットシステムは、ProteomeLabのシステムと比較し、フラッシュランプ周波数が6倍、スキャン速度が4.5倍、スキャンステップ幅が3倍向上したことでデータポイントが13倍以上増加し、波長再現性についても6倍向上したため、Optima AUCでは分解能と再現性が高いデータを得ることができます。したがって、Optima AUCではウイルス粒子ように密度が大きく似通った成分の詳細な解析でも、より信頼性の高いデータを得ることができるようになりました。
効率的な実験による実験時間の短縮
Optima AUCは光学ユニットシステムのデザインを一新したことで、スキャン速度が4.5倍向上し、吸光度光学ユニットシステムは1光学ユニット当たり最大20波長まで測定が可能となりました。さらに、吸光度光学ユニットシステムと干渉波光学ユニットシステムを同時に起動でき、1回の測定で異なる2種類以上のデータを効率よく取得できます。このことにより、Optima AUCは測定データを効率よく取得することがでるため、お客様の実験にかかる時間も短縮することが期待できます。
要約
Optima AUCは、使いやすく高性能な新機能を搭載した最新の分析用超遠心システムです。これからAUCを始めようとお考えの方、またはOptima AUCの新機能に関する詳しい情報を確認されたい方は製品ページをご確認ください。その他の情報はbeckman.com/spINSIGHTSをご覧ください。
