遠心用1 Lボトルを洗浄不要にするアクセサリをご存知ですか?
弊社の高速冷却遠心機Avantiシリーズ用のJLA-8.1000およびJLA-9.1000は、1Lボトルをそれぞれ6本あるいは4本同時に遠心する固定角ロータです。これらは大量サンプルのペレットダウンに用いられます。
通常は1Lボトルの中に直接サンプルをいれますが、直接入れるのではなくポリエチレン製の袋をあらかじめボトルに入れておき、そこにサンプルを流し込み遠心分離するというアクセサリがあります。これがハーベストライナーです。
これは、ペレットダウンした沈降物が、かなり硬くなってしまい掻き出すことが困難なケースや、遠心毎にボトルを洗浄する手間を省きたいというケースに最適のアクセサリです。また、感染性のサンプルに触れる危険性を極力排除するためにも最適です。このシステムライナーには専用のラックがあり、これを使用するとサンプルのハンドリングや回収を簡単に行うことができます。
このライナーは、以下のような手順で使用します。
- ライナーを1Lボトルの中に入れて、上端を専用ラックの所定の位置に取り付けます。(ライナー上端には二つの穴があいており、これをラックに引っ掛けます。)
- ロートをライナー上端に差し込み、そこからサンプルを1Lまで流し込みます。(青い線のところが1Lです。)
- ライナーの入り口は逆止弁が付いており、漏れない構造になっています。
- ボトルの中蓋(プラグ)をはめて、キャップ(キャップクロージャー)を締め付けてから、ロータの中に入れます。
- 遠心後にボトルをロータから取り出します。
- キャップ、中蓋をあけてから、折りたたまれているライナーを伸ばして上端をハサミでカットします。
- ボトルごと持ち、カットしたライナーからサンプル上清をデカンティングにより取り出します。
- ペレットが残ったライナーをボトルから取り出し、ライナーをカットしてペレットを取り出します。

システムライナーと専用ラック

JLA-8.1000ロータ(6×1L)
さらに、このライナーはヒートシーラーで閉じることができます。上端をカットし、デカンティングにより上清を除いてから、ライナーをヒートシールしてペレットを-80℃で冷凍保存することも可能です。
このハーベストライナーは、あなたのラボの実験効率を上げるため、また感染を防止するために、ぜひ使用していただきたいベックマン・コールターの優れものアクセサリなのです。
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