アコースティック分注による合成生物学の合理化

 

Echoアコースティック分注機の利点

  • サンプルをフェムトモル程度の量まで減少
  • チェリーピッキング機能により、高い速度と精度での組み合わせ分注
  • 遺伝子合成反応の反応系を、最大100分の1までミニチュア化
  • TXTL無細胞発現系のバリデーション試験のコスト削減とスループット向上
  • NGSによる検証も合理化

交換可能なDNAのピースのモジュラー化は、合成コストが削減され、設計、構築、テスト、学習のサイクルに沿ってより速くプロセスを進行させることが可能なため、DNA構築ワークフローで推奨される方法です。Echoアコースティック分注機を用いて、さまざまな合成ケミストリーによるモジュラー化DNAの組み合わせによるDNA構築を、ミニチュア化して実現する実証がされてきました。これまでのDNA合成方法では10-20 μLの反応容量が必要なところを、Echo分注機では最大100倍にまで減少させることが可能です。これは著しく反応コストを低減させるとともに、反復サイクル内のさまざまな要素が自動化、統合され、ワークフロー全体、プロジェクト全体を加速させることが可能です。

Miniaturizing Build with the Echo Liquid Handler Enables more Design, Test, and Learning

Echoアコースティック分注機でのミニチュア化による合成反復サイクルの向上

 

Echoアコースティック分注機を使用することにより、低コストで効率的なワークフローで、合成DNAを作製することが出来ます。これにより、設計した実験をよりハイスループットで実施し、科学者はより広い範囲での研究を進めることを可能とします。

「Echoは非常に高速な装置です。時間の大幅な節約になります。われわれは約12時間のパイプラインを約3時間に圧縮することができました。」
- Dr. Sunil Chandran, Amyris Biotechnologies

 

より詳細な情報

Echoを用いた合成生物学に関する投稿論文

ベックマン・コールター ライフサイエンスのアプリケーションノート

 

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