DURAClone IM T細胞サブセット

免疫反応の研究において、中心的な構成要素となるのがT細胞の細胞性免疫です。T細胞は、リンパ節ホーミング受容体を発現するナイーブT細胞として血液中およびリンパ系を循環します。二次リンパ組織の抗原提示細胞に曝露されると、T細胞は抗原特異的なエフェクター細胞になります。DURAClone IM T Cellパネルは、T細胞の成熟段階を示すために使用され、ナイーブ、エフェクター、記憶、および最終分化段階をカバーしています。DURAClone IM T細胞パネルはT細胞の成熟段階を示すために用い、ナイーブ、エフェクター、メモリー、終末分化段階をカバーしています。この製品には、ワークフローの改善をもたらすドライ抗体試薬技術 が用いられています。

  • CD3、CD4、CD8、CD27、CD28、CD45、CD45RA、CD57、CD197 (CCR7)、CD279 (PD-1)の安定したポピュレーションの同定を提供する蛍光色素を組み合わせた10個のマーカーのパネル
  • 抗体の混合作業を不要にする、ユニット化されたアッセイの中で事前調整されたパネル
  • ロットが一致したタンデム色素と3つの補正キットを含み、1キットあたり25テストを実施可能

研究用です。診断には用いないでください。

特長

専門性

  • T細胞の成熟段階の検出および活性化されたT細胞 (PD-1)の同定のための実証済みのマーカーの組み合わせ
  • 異なる研究課題に合わせて変更可能なドロップインマーカーを追加するためのオープンチャンネル
  • アッセイの精度とロット間の一貫性を考慮した設計

効率性

  • 異なる抗体ロットの滴定に費やされる時間を削減
  • マスターミックスカクテルの準備に伴う無駄を削減
  • 簡単な在庫管理

一貫性

  • エラーが発生しやすいピペッティング手順を不要にするユニット化されたアッセイ
  • 精度を向上させるために、ロットが一致した蛍光補正コントロール用のタンデム蛍光色素を含む
  • 乾燥した状態のため、ストレス条件下において、液体よりも試薬の性能をより良い状態で維持

使いやすさ

  • 検証済みのパネルデザインですぐに使用可能なアッセイ
  • サンプルの前処理と染色処理を含む
  • サンプルを追加し、インキュベート、洗浄および採取するだけの合理化されたワークフロー

製品モデル

技術資料

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