Mutisizer 4eの特長

Multisizer 4e」は、世界スタンダードのコールター原理(電気的検知帯法)を採用し、新鋭のデジタルテクノロジーにより粒子の絶対個数・体積を正確に測定する精密粒度分布測定装置です。同原理を採用した装置として最大級である0.2~1600 µmの測定範囲を持ち、このMultisizer4eを用いることで、新たに10 µmのアパチャーを用いて、200 nmの微粒子まで計測することができ、小粒径アパチャー用の高度なノイズリダクションシステムにより、小さな粒子の測定精度が向上しております。

 

特長

Multisizer 4e
  • 10~2000 µmの計13種類のアパチャーを選択することで、0.2~1600µmのサンプル粒子・細胞を計測可能
  • これらの複数のアパチャーを用いて、各アパチャーのデータを重ね合わせ、粒子サイズの分布が広いサンプルも分析可能
  • 1回の測定により、粒子数、体積、表面積、サイズの分布に関するデータを提供
  • コールター原理(電気的検知帯法)は、屈折率、色、または組成に関係なく粒子を検出可能であるため、電解液に分散できるあらゆる粒子を測定可能
  • アパチャー部分の詰まりを自動検出するため安心して操作可能
  • 標準操作手順(SOP)機能で、いつでも同じ条件で測定
  • ソフトウェアのライセンス制限がないため、複数のコンピューターにインストールしてオフライン処理が可能なため効率的な運用が実現
  • 装置接液部は水系・有機溶媒系に標準対応
  • 球相当系の国際基準値のトレーサビリティを確保し、正確なデータを提供
  • FDA 21 CFR Part11 に準拠
  • 国際規格ISO13319に完全準拠。また、国際規格JIS 6001(精密研磨用微粉の粒子径測定)に推奨されています。
 

Multisizer4eのサンプル投入と測定操作

 

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