コールター原理を用いてどのように粒子のサイズと数を計測するのですか。
コールター原理では、電流をほとんど変動のない管理された値に抑えながら、チューブを通る液体の流れを抑制するように設計された細孔ルビーディスク(アパチャー)付きの細長いガラス管を粒子や細胞が通過します。
アパチャーを2つの電極間に設定し、電流経路を低濃度の電解質で導入すると、電極間の抵抗を測定することができます。これをセンシングゾーンと呼びます。粒子がアパチャーを通過すると、粒子の浸漬体積と同等の電解質含有溶液の体積がセンシングゾーンから移動し、アパチャーを横切るインピーダンスの短期変化が生じて電圧または電流パルスとして測定することができます。この電圧パルスは検出された粒子量に比例します。
カウンターとパルスアナライザ回路を用いて、センシングゾーンを通る粒子の数と体積を測定できます。この体積はそれに相当する球径を示し、測定された粒度は波高分析回路(height analyzer circuit)と粒度分布を用いてビニングできます。
Multisizer 4eのようなより高度なコールターカウンターシステムでは、自動的に最高400の粒径チャンネルの粒度分布を得ることができます。1秒で最高10,000の粒子のカウントとサイズ計測ができることから測定にかかる時間はわずか数秒間で、粒子が分散的にカウントされサイズ計測されるため、サイズ測定の精度は極めて高いと言えます。