オートメーションの海図作成:ラボラトリーのオートメーション化の準備と導入

人間は種として情報を求める性質があり、社会性を持った生き物です。包括的な研究、選択肢の比較、そして議論を行うことで、最も落ち着いて決断を行うことができるようになります。これは車を初めて買う場合でも海路を策定する場合同じであり、ラボラトリーでの日常にも当てはまります。自分で購入の決断を行うかどうかにかかわらず、使用する試薬や装置を選択する際も同じプロセスをたどります。

ほとんどすべての方が、特に購入品が高額である場合、指針があればこうした長い意思決定プロセスを行いやすくなるということに同意されるでしょう。貴重な立ち上げ資金や助成金を使うにあたっては、相当な注意が求められます。Beckman Coulter Life Sciencesのオートメーションチームは、オートメーションへの投資が長期にわたる可能性があることを理解しています。このため、お客様が「手作業でピペット操作を行うよりも、高出力、ハイコンテントなアッセイを実現できるもっといいやり方があるはずだ。」と思われた段階から、実地でのBiomekのセットアップおよび運転のサポートに至るまで、弊社チームはオートメーションプロセス全体にわたってお客様のパートナーであり続けるのです。 最初から最後まで、弊社チームはお客様の成功のために尽力します。

ステップ1:「もっといい方法があるはずだ」

一日中アッセイの準備をしていて、家に帰ったら氷で手を冷やさないといけなくなった経験はないでしょうか。ウェル1からウェル1,001までのピペット操作を手作業で行うと、ばらつきが生じると気づいたことはありませんか。あるいは、「オートメーションもどき」、つまりほとんど統合されていない旧式のオートメーションプラットフォームを使用しているか、今のベンダーのサービスレベルに満足していないということはないでしょうか。どのようなケースでも、問題はすでに特定されており、解決方法を探っているところでしょう。

こうした初期の段階で、弊社にできることは何でしょうか。この記事をお読みになっている方は、すでに弊社のサポートにたどり着いています。弊社のサポートは、お客様は一人きりではないとお知らせすることから始まります。事実、弊社チームのメンバーは、ラボラトリーでのアッセイにおけるばらつきや度重なるストレスにいらいらした経験があります。手作業でのピペット操作に疲労は付き物であり、科学者は皆、どれだけ試しても、手法を改善し注意深くアッセイの用意をしたところで限界があるという現実に直面しています。また、オートメーションプラットフォームの中には大変な手間がかかるものもあります。ですから、弊社は「もっといい方法」をお探しのお客様に解決策を提供できるのです。続きをご覧ください。

ステップ2:「アッセイの精度を高め実作業時間を抑える方法にはどのようなものがあるか?」

手作業のピペット操作では、時が経つにつれて作業者間で大きなばらつきが生じてしまいますが、検討候補となるソリューションはいくつかあります。

  1. 携帯式電動ピペット:プランジャーを軽く押せるようになるとともに押す回数が減り、圧力により繰り返し損傷が起きるリスクを抑えられます。ただし、先端がうまく合わない、温度および圧力が不安定、作業者ごとのばらつきなど手作業の場合と同じ問題もいくつか残ります。
  2. スタッフ増員:手作業でのピペット操作が抱える速度と精度の問題への対処としては、単純に研修を受けたスタッフを追加で雇用する方法もあります。人員が増えれば、多くのピペット操作を行えるようになります。ただ、増員を行うにはチームの新メンバーの研修費が追加でかかります。また、手作業のピペット操作に付き物の作業者ごとのばらつきが残ることは言うまでもありません。古いオートメーションを使用している場合には、人員を増やすことでワークフローを進めることができますが、費用対効果では同様の問題が生じます。
  3. スマートオートメーションの採用:精度の改善と実作業時間の短縮を両立できるプラットフォームを選んでください。

この段階では、弊社はお客様の成功を支えるパートナーとして、選択肢を適切に検討する上で必要となる情報をご提供します。弊社チームは、お客様が他者には不可能な発見を行えるよう、アッセイの準備と実施を親身にサポートします。

ステップ3:液体処理オートメーションの選定

作業における主要な懸念事項が再現性と精度であれば、多くの場合液体処理プラットフォームを選ぶことになります。ただ、どのプラットフォームも同じというわけではありません。まず、独立型の液体処理プラットフォームがあります。これはプレートウォッシャーに似ており、1つのタスクを実行します。別の種類として、手間をほとんどかけずにアッセイを設定し、基本的なプログラムを実行できる一部が自動化された「準オートメーション」プラットフォームがあります。液体処理を完全に自動化したものが総合プラットフォームであり、自動で運転を完了し、次のステップについて情報に基づいて決定を行って、アッセイの次のラウンドを始めます。話が出来すぎていると思われた場合には、画面に表示されるデータの処理方法に関する記事をご覧ください。

弊社のオートメーション専門チームには実作業を膨大な時間経験したメンバーが数多く揃っており、必要なものがわからない場合には、お客様の問題解決に最適なソリューションを判断できるよういつでもご対応いたします。短時間でもお電話をいただければ、担当者がお客様の疑問にお答えし、ニーズの最適な解決策をご紹介します。こうしたお客様に合わせたオートメーションに対するアプローチは販売プロセスにとどまらず、弊社の専門チームによるサポートも含んでいます。

ステップ4:継続的なサポート

Biomekの導入後、疑問がいくつか生じる可能性があります。弊社ではお客様のパートナーとして、Biomekを最大限活用できるようサポートすることを重視しており、お客様に装置を渡して終わりにすることはありません。このような継続的なサポートはバイオテクノロジー装置の世界ではめったに受けられませんが、弊社がお客様とお客様の研究に熱心に関わるからこそ、Biomekが本当の意味で最適な選択肢となるのです。

これで、弊社のスマートオートメーションがお客様に適しているかどうかを検討し、お客様独自のニーズに最適なプラットフォームを選ぶプロセスの説明は終わりです。この先は、お客様自身でご検討ください。手作業のピペット操作をなくし、中途半端なオートメーションから抜け出す用意はできていますか。スマートオートメーションによりどのようにアッセイの準備、実施、分析方法が変わるかをよく考え、疑問があればいつでもご連絡ください。弊社の心のこもったサービスの実例については、以下のビデオにて体験されたお客様の声をお聞きください。