ViaKrome Fixable Viability Dyeは、フローサイトメーターで蛍光強度差を利用して哺乳類の生細胞と死細胞を識別するために用います。ViaKrome Fixable Viability Dyeは細胞表面のタンパク質と共有結合するため、細胞内（透過および固定）／細胞外を染色した後、フローサイトメトリーで解析します。
ViaKrome 808 Fixable Viability Dyeは、チオール反応性蛍光色素で、中性pHで細胞タンパク質に存在する遊離チオールに結合します。生細胞はViaKrome 808 Fixable Viability Dyeを透過しないため、細胞表面に発現しているタンパク質との共有結合により弱く染色され、細胞膜の損傷している死細胞では細胞内および細胞膜に発現しているタンパク質の共有結合により強く染色されます。水溶性で安定しているので、再溶解にDMSOを必要としません。