TCR PAN γ/δ 抗体

TCRは、細胞表面に相互排他的に存在するα-βまたはγ-δヘテロ二重体からなる認識ユニットと、 α-β及びγ-δヘテロ二重体に共通するCD3複合体で、認識ユニットが抗原に占有されるとT細胞を誘導する伝達ユニットからなる分子複合体です。認識ユニットはあらゆる外来抗原を認識し、この認識機能に必要な多様性はTCR遺伝子の体細胞組み換えによって生成されます。TcR遺伝子の遺伝子座は4つ(α、β、γ、δ)あり、それぞれ約90個のアミノ酸をコードする数個のV(可変)セグメントと、非常に短いD(多様性)セグメント(アルファ座とデルタ座のみ)と、約15個のアミノ酸をコードする短いJ(結合)セグメント、そして1~2個のC(定数用)セグメントから構成されています。ほとんどのT細胞はα/β TCR(T細胞受容体)タンパク質を発現し、少数のT細胞はγ/δ TCRを発現し、通常は二重陰性(CD4/CD8)の表現型を有します。通常、γ/δ T細胞は表皮及び上皮表面における最初の防御ラインであり、脾臓のリンパ球の10~12%を占めています。


Clone: IMMU510 Isotype: IgG1 Mouse

IMMU510抗体は、γ鎖、 δ鎖のレパートリーに関係なく、全ての γ/δ T細胞を認識します。健常者の末梢CD3+細胞では1.6~8.9%が陽性です。ウェスタンブロッティングでは、還元状態でδ 鎖を認識します。 γ/δ T細胞レセプタの3種類のアイソフォームを免疫沈降します。この抗体は、凍結切片の免疫組織化学染色にも有用です。 γ/δ T細胞の分布やその機能の研究に使用されています。

製品モデル

関連資料

CD chart For identification of cell surface molecules
Immunophenotyping reference table - For haematopoietic malignancies Poster - Immunophenotyping reference table - For haematopoietic malignancies
How do I preserve sensitivity? Poster - How to preserve sensitivity