IgD 抗体
免疫グロブリン(Ig)ファミリーのメンバーであるIgDは、ナイーブB細胞で発現し、膜貫通型及び可溶型で存在します。IgDは、IgMとともに、B細胞個体発生中に発現する最初の抗体アイソタイプです。骨髄B細胞前駆体は、抗原に依存しないプロセスを通じて、variable(V)、diversity(D)及びjoining(J)遺伝子セグメントから重鎖(H)及び軽鎖(L)可変領域エクソンを組み立てた後、表面IgMを獲得します。骨髄を離れて二次リンパ器官にコロニーを形成した後、B細胞はV(D)Jと重鎖定数 μ(Cμ)及び Cδエクソンの両方を含むプレメッセンジャーRNAの選択的スプライシングを通じて、表面IgMと同じ特異性のIgDを獲得します。
Clone: IA6-2 | Isotype: IgG2a Mouse |
IA6-2モノクローナル抗体は、ヒトIgDの重鎖に特異的に結合します。 |