インターフェロンγ (IFN-γ)

ヒトインターフェロンγ(IFN-γ)は、活性化Tリンパ球及びNK細胞によって産生され、ほぼすべての免疫応答や炎症応答に関与する20-25kDa(モノマーの状態)の多指向性サイトカインです。 IFN-γは、T細胞、B細胞、マクロファージ、NK細胞の他、様々な細胞種の活性化、増殖、分化に関与しています。 IFN-γは、上皮細胞、内皮細胞、結合組織の細胞や単球系細胞株などの抗原提示細胞のMHC発現を増強します。弱いながらも抗ウィルス活性を示し、腫瘍細胞に対する細胞障害ではマクロファージ活性化因子(MAF)として働き、抗腫瘍効果をもたらします。


Clone: 45.15 Isotype: IgG1 Mouse

45.15抗体のFITC及びPE標識は、IntraPrep透過処理試薬で透過処理した後、刺激された末梢血単核細胞(PBMC)の細胞内 IFN-γをフローサイトメトリーで検出するために最適化されています。

製品モデル