CD7 抗体

CD7抗原は40kDaの膜糖タンパク質です。胸腺移入前のTリンパ球前駆細胞に発現します。CD7は、発現がTリンパ球の分化過程で一貫して認められることから、pan-T細胞マーカーであると考えられます。CD7は胸腺細胞や、大半の休止期T細胞、NK細胞、胎生期骨髄のpre-B細胞及びB細胞のサブセットにも発現します。また、多能性造血幹細胞でも発現が認められています。成熟B細胞、赤血球、骨髄、巨核球系細胞はCD7分子を発現しません。CD7分子はT細胞の活性化に関与します。CD7の発現は刺激を受けたT細胞を定量的にアップレギュレートします。


Clone: 3A1E-12H7 Isotype: IgG2b Mouse

3A1E-12H7抗体は、第6回HLDAでCD7のリファレンスモノクローナル抗体 (ref. 6T-CD7.4)として使用されています。

Clone: 8H8.1 Isotype: IgG2a Mouse

製品モデル