CD69 抗体
CD69抗原は、Activation Inducer Molecule(AIM)として知られている60kDaのジスルフィド結合ダイマーです。コアタンパクが同じで糖鎖付加の異なる2種類のフォーム(33kDaと27kDa)が共有結合しています。この活性化抗原は、T細胞またはB細胞の活性化後、非常に早い段階(IL-2Rなど他の活性化抗原より前)で発現する細胞表面糖タンパク質で、休止期のリンパ球には存在しません。また活性化マクロファージやNK細胞の他、好中球や好酸球、血小板といった細胞にも発現します。PMA、PHA、CD3モノクローナル抗体など様々な活性化因子によってin vitroでCD69発現を誘導できます。
Clone: TP1.55.3 | Isotype: IgG2b Mouse |
CD69抗体は、CD4、CD8、CD3抗体との組み合わせで、T細胞活性化の研究に有用です。 TP1.55.3抗体は、活性化した末梢血リンパ球から、還元状態および非還元状態で60kDaのダイマーと、27kDaおよび3kDaサブユニットの両方を免疫沈降します。 |