CD5 抗体

CD5は67kDaの単鎖膜糖タンパク質です。細胞外ドメインは各々約100アミノ酸よりなる3つの Scavenger Receptor Cysteine-rich(SRCR)ドメインで構成されています。CD5はすべての成熟T細胞とほとんどの胸腺細胞の細胞表面に発現します。CD5は、新生児期、あるいは自己免疫疾患、 B細胞増殖症(B-CLL)で増殖したB細胞(B-1a)のサブポピュレーションにも発現しますが、顆粒球及び単球には発現しません。CD5は、B細胞表面タンパク質CD72抗原のリガンドです。CD5/CD72間の相互作用は、T細胞およびB細胞の活性化や増殖に関与しています。Bリンパ球は、局在や機能特性、遺伝子発現の違いによりB-1とB-2(conventionl B)に分類されます。B-1サブセットはさらにCD5抗原を発現するB-1aとCD5抗原を発現しないB-1bの2つのサブポピュレーションに分けられます。B1-a CD5+B細胞サブセットは、免疫グロブリンを発現しており、自己抗原に対して低い親和性を示します。


Clone: BL1a Isotype: IgG2a Mouse

第6回HLDAでは、BL1a(ref.6T-CD5.5) はCD5のリファレンスモノクローナル抗体として使用されています。

Clone: CLB-T1/1 Isotype: IgG1 Mouse

製品モデル