CD36 抗体

CD36抗原(血小板GPIV: GPIIIb)は、78-88kDaの糖タンパク質分子ファミリーです。CD36抗原は、乳房上皮細胞、内皮細胞、単球、マクロファージ、血小板、巨核球、初期の赤血球系細胞を含む様々な細胞に発現し、一部のヒト腫瘍細胞株にも認められます。赤血球分化のごく初期のマーカーとなります。血小板のトロンボスポンジンやコラーゲンへの接着を媒介します。CD36は、高親和性組織において、長鎖脂肪酸(FA)の細胞内への取り込みを促進するスカベンジャーレセプタです。複数のリガンドとシグナル伝達能を持つことにより、CD36は免疫応答や炎症、血液に関連する疾患に関与します。


Clone: FA6.152 Isotype: IgG1 Mouse

FA6-152は胎児の赤血球に対して作製されたモノクローナル抗体で、血小板および特定の造血系細胞に存在するCD36ファミリー分子を認識します。成人および胎児の単球、巨核球、血小板、網赤血球に結合しますが、リンパ球や顆粒球には反応しません。

製品モデル