CD2 抗体
CD2抗原(LFA-2、T11)は、2つの細胞外ドメインを有する50kDaの I 型短鎖膜貫通糖タンパク質で、免疫グロブリンスーパーファミリー(lgSF)に属します。従来より T細胞のロゼット形成に関わるヒツジ赤血球レセプタとして知られています。Fyn、Lck、PI3キナーゼなどのシグナリング分子がCD2の細胞内ドメインに会合することが報告されており、LFA-3のリガンドとして同定されています。また、CD48、CD59及びCD15のレセプタでもあります。CD58-CD2間の相互作用は、細胞間接着およびT細胞内の共刺激シグナリングの要素です。CD2はヒトT細胞のサイトカイン産生の制御や、ヒトの活性化末梢T細胞のFas非依存性アポトーシスに関与しています。CD2は全てのヒト末梢血non-B細胞、ほとんどの胸腺T細胞、胸腺B細胞のサブセットにも発現します。
Clone: SFCI3Pt2H9 (T11) | Isotype: IgG1 Mouse |
SFCI3Pt2H9抗体はヒツジ赤血球ロゼットの形成を阻害します。第6回HLDAでは、T11(ref.6T-CD2.6)はCD2のリファレンス抗体として使用されています。 | |
Clone: 39C1.5 | Isotype: IgG2a Rat |
39C1.5 抗体はヒツジ赤血球ロゼットの形成を阻害します。第6回HLDAでは、39C1.5 (ref 6T-CD2.7)はCD2のリファレンス抗体として使用されています。 |