CD152 (CTLA-4) 抗体
CD152抗原(CTLA-4)は、免疫グロブリンスーパーファミリーに属する内在性膜タンパク質で、30 kDa のモノマーもしくはジスルフィド結合ホモダイナーとして発現します。T細胞抗原のCD28とホモロジーがあり、CD28と同様にCD80とCD86のリガンドです。CTLA-4は、活性化T細胞で一過性に発現しますが、休止期のT細胞では検出されません。CD152及びCD28は、T細胞の活性化に必要な副刺激に関与します。CD152は自己免疫に必須のチェックポイント制御ですが、 CTLA-4が抑制機能を活性化させる分子機構、特に CD28経路と機能的にどう交差しているのかについては、よくわかっていません。
Clone: BNI3 | Isotype: IgG2a Mouse |
IntraPrepで膜透過処理することによって、BNI3抗体を用いてフローサイトメトリーによる細胞質内CD152/CTLA-4を検出できます。 |