ナノフローサイトメーター CytoFLEX nano

~6つの蛍光検出で細胞外小胞のポピュレーション解析を可能にしたナノ粒子アナライザー~

ナノフローサイトメーターCytoFLEX Nano

細胞外小胞(EV)研究において、フローサイトメトリーはEVの検出・カウント・特性評価を同時に行うことができ、サンプルスループットを維持しながら粒子径とカーゴの違いを正確に示せる有用な分析装置ですが、ほとんどの市販されているフォローサイトメーターの検出限界は80 nmと、より小さいEVポピュレーションの検出ができないことが課題でした。

2024年1月に発売を開始したナノフローサイトメーターCytoFLEX nanoは、40 nmの粒子のナノ粒子の高感度検出*を実現しました。4レーザー6カラー、5つの側方散乱光によりEVポピュレーションの効率的な特性評価を可能にします。

QCプロセスの自動化により、信頼性の高いデータ品質と機器のパフォーマンスを保証します。また、使いやすいとご好評いただいているCytoFLEX ファミリーのユーザーフレンドリーなソフトウエアをベースにした設計で、フローサイトメーターをご使用いただいたことのない研究者の方でもすぐに操作を習得できます。

CytoFLEX nanoは、マルチパラメータ解析でEVのポピュレーション解析を実現します。

 

 

<CytoFLEX nanoの特長>

  • 40 nmのナノ粒子を検出する高い感度
    • 従来のフローサイトメーターでは検出できなかった集団を検出
    • 40 nm~1 μmのナノ粒子の特性評価が可能
    • 検出だけでなく、表面上の低密度の抗原を研究することも可能
    • 粒子径10 nmの差を検出し、多分散集団を適切に評価
  • 信頼性の高い機器パフォーマンスと一貫性のあるデータ品質
    • コンタミを管理するための4つの新しい自動化プロセスで、信頼性の高い一貫したパフォーマンスを実現
    • 目詰まりを防ぎ、機器のメンテナンスを簡素化
    • < 1% キャリーオーバー
  • 最適なEV実験のための柔軟性
    • 6つの蛍光チャネルを使用した少数のEVポピュレーションの効率的な特性評価
    • EV研究に使用される主要な蛍光色素に対応
    • 5つのSSCチャネルが利用可能
    • 蛍光色素を使用せずに新しい集団を識別 –SSC(側方散乱)
  • CytoFLEXファミリーをベースにした設計
    • ご好評いただいているCytoFLEXファミリーをベースにしたソフトウエア
    • 操作が容易で、フローサイトメーター初心者でも容易に習得可能
    • CytoFLEXを使用しているユーザーは簡単に移行可能

新製品 ナノフローサイトメーター CytoFLEX nanoのご紹介

*バイオレット側方散乱をトリガーとして使用し、ポリスチレンを検出。
**製品は開発中であり、性能特性の検証は行っていません。
本製品は研究用です。診断には使用できません。

 

 

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