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【無料Webセミナー】子宮内膜マクロファージが拓く妊娠免疫と不妊治療の新しい可能性

8月 20, 2026

日本

イベント詳細

日 時
2026年8月20日(木)14:00~15:00
演 者
大木 拓究人 先生
国立大学法人 名古屋大学 大学院医学系研究科・医学部医学科 人間拡張・手の外科学 特任助教
大木 拓究人 先生 国立大学法人 名古屋大学 大学院医学系研究科・医学部医学科 人間拡張・手の外科学 特任助教

妊娠の成立には、母体子宮内膜における適切な免疫環境の形成が不可欠である。特に、制御性T細胞(Treg)は母体免疫による過剰な炎症反応を抑え、胚の着床と妊娠維持に重要な役割を果たすことが知られている。しかし、着床期の子宮内膜において、Tregがどのように局所へ集積するのか不明であった。本セミナーでは、フローサイトメトリー、シングルセルRNAシーケンス、免疫組織染色、細胞除去モデルを組み合わせることで同定した、子宮内膜CD169陽性マクロファージの役割について紹介する。私たちは、CD169陽性マクロファージが着床期の子宮内膜において増加し、Tregの局所集積を促すことで妊娠成立に寄与することを見出した。さらに、ケモカイン産生を介したマクロファージTreg間相互作用が、着床期の免疫寛容環境形成に重要である可能性を明らかにした。本研究では、子宮という限られた組織から得られる少数の免疫細胞を高精度に解析する必要があり、フローサイトメトリーは中心的な解析技術として重要な役割を担った。CD169陽性マクロファージの同定、妊娠時期に伴う細胞数変化、細胞除去後の確認、Treg集積の評価など、多角的な解析により、子宮内膜免疫細胞の動態を細胞レベルで捉えることが可能となった。本セミナーでは、妊娠免疫システムの研究におけるフローサイトメトリーの活用例を示しながら、子宮内膜マクロファージがどのようにTregを導き、着床に適した免疫環境を形成するのかについて概説する。さらに、基礎研究としての意義に加え、着床不全や不妊症の病態理解、将来的な診断・治療標的探索への展望についても議論する。

 

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※本Webセミナーは参加無料です。