EMnetik PCR Cleanup システム

DNA精製プロセスを加速

1991年以来、単調で手間のかかるカラム式のDNA精製を続けてきましたが、そろそろ変化が必要です。ベンチトップ型のEMnetik 24システムを使って、従来のカラム式の精製作業から解き放たれましょう。PCR産物精製にかかる時間が半分になり、重要な時間を研究活動に割くことができるようになります。PCR産物精製を21世紀の技術に置き換えましょう。

EMnetik PCR Cleanup システム

EMnetik Plasmid Purification システム

Genomics EMnetik 24 System

EMnetik PCR Cleanup システムの利点:

  • カラム式キットと比べて約半分の時間でPCR産物精製(16分 vs 30分)
  • 80%以上のDNA回収率(カラム式キットと同等)
  • 精製過程のタッチポイントが大きく減少(50以下 vs 300)
    • 小さなスピンカラムやシングルチャネルピペット操作が不要
    • サンプルをサーマルサイクラーからEMnetik 24システムに移したら、最後のDNA溶出までサンプル移動は不要
  • ステップごとに作業内容を指示する、直感的なユーザーインターフェース

製品モデル

EMnetik システム:最新かつシンプルなPCR産物精製

Genomics EMnetik Workflow Compared Figure 1 

Figure 1. EMnetikシステムとカラム式キットのPCR産物精製ワークフローの比較
カラム式キットの作業上の問題点を、EMnetikシステムがどのように解決しているかがわかります。1 and 2:インクで書いたサンプル番号の不鮮明さや、6と9の見分けがつかなくなる心配はありません。サンプルは24ウェルプレート、またはPCRや酵素反応で使用した8連チューブやシングルチューブのままでも問題ありません。汚れやすい場所にサンプル名をインクで書く必要はありません。3:サーマルサイクラーからEMnetikシステムに直接サンプルチューブを移動させることでサンプルを落とすリスクを減らし、DNA精製完了まで再度チューブ移動させる必要もありません。4:シングルチャンネルピペットの代わりにマルチチャンネルピペットを使うことにより、24サンプルをより早く処理することができます。5:遠心分離機と自分のベンチを往復してサンプルを運ぶ必要はありません。ユーザーフレンドリーなEMnetik 24のインターフェースからの指示の下、自分のベンチでDNA精製を完了させることができます。

磁性ビーズの自動混合と分離

Genomics EMnetik Workflow Mixing Figure 2 

Figure 2. EMnetik 24 内部の EMnetik PCR Cleanup 磁性ビーズの動き
左:磁性ビーズとサンプルは、電気磁石で自動混合されるためピペッティングは不要です。右: サンプル中のDNAにのみ結合した磁性ビーズは、EMnetik 24の電気磁石によってチューブの側面に引き寄せられます。磁性ビーズに結合したDNAだけを残して上清中の夾雑物を除去することができます。最後に水を加えることにより、DNAを磁性ビーズから溶出することができます。

病気などの診断に使用することを意図したものではなく、また検証されたものでもありません。
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技術資料

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