RNA・cDNA精製試薬の特徴

大量処理も可能な効率の良いプロセス

Agencourt RNAClean XPは、cDNA合成やin vitro転写(IVT)反応などの酵素反応後の核酸精製を、簡単かつフレキシブルに、高い再現性を持って行うことができます。

Agencourt RNAClean XPの特徴
  • cDNA、cRNAともに精製可能
  • 高い再現性を保持
  • 塩、未反応のプライマやdNTPを確実に除去
  • 遠心、真空ろ過の操作ステップが無く、自動化にも最適
  • スループットに併せた精製系の構築が可能
プロセス概要 1. 酵素反応 2. 磁気ビーズへcDNAアンプリコンを結合 3. 磁気ビーズに結合した完全長RNAと不純物を分離 4. RNAをエタノールで洗浄 5. 磁気粒子からのRNAの溶出。6. ビーズを新しいプレートに移送。高回収率

Agencourt RNACleanシステムは、標準的なカラムベースのクリーンアップ法よりも一貫してより多くのcRNAを回収できます。本キットは、2種類のマイクロアレイ解析向けcRNA生成法(IVTおよびNuGEN*増幅技術)に有用です。以下に示すように(図1)、Agencourt RNAClean XPキットは、両方の増幅技術においてRNeasy*キットにより高いRNA回収率を達成しました。

図1. 同一の生体サンプルから生成したin vitro転写cRNA産物を、Agencourt RNAClean XPキットまたはRNeasyカラムベースシステムを用いて精製した。IVTの標的は、フォワードプライマーのT7シーケンスに含まれるPCR産物とした。IVTはAmbion* MEGAscript* T7キットを用いて実施した。NuGENの標的は、RNAdvance Tissueキットを用いてマウス肺から抽出した完全長RNAとした。増幅はNuGEN RNA増幅システムV2を用いて実施した。サンプルは抽出前に貯蔵し希釈した。Agilent*バイオアナライザーでRNA Nano Chipを用いてチップ解析を行った。

多用途・経済的

Agencourt RNAClean XPキットは、高速で柔軟な酵素反応クリーンアップソリューションです。化学反応により精製したRNAを多様なIVT標識キットを使用して測定することで、既存のラボの多様なプロセスに対応することができます。有機溶剤や遠心分離、吸引濾過を使用しなくても、およそ20分でRNAが精製されます。

‡ Phillips J., and Eberwine J.H. 1996. Antisense RNA Amplification: A Linear Amplification Method for Analyzing the mRNA Population from Single Living Cells. Methods 10: 283-288.
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