CD21 抗体

CD21抗原は、145kDaのI型膜貫通型糖タンパク質で、補体調整タンパク質の遺伝子ファミリーに属します。成熟B細胞に発現しますが、細胞の活性化後、急速に消失します。B細胞発生の初期(pre-B)や後期(Bブラストや形質細胞)では発現していません。濾胞樹状細胞では、CD21抗原は強く発現しています。また、T細胞のサブセットで発現が報告されています。CD21の4種類のリガンド(補体タンパク質C3(iC3b、C3dg、C3d )、Epstein-Barr (EBV) virus envelope、インターフェロン α (IFNα) 及び CD23)が同定されています。CD21は、CD19やCD81(TAPA-1)などと共に大きな複合体の一部を構成していることがわかっており、免疫応答において重要な役割を担っていることが示唆されます。


Clone: BL13 Isotype: IgG1 Mouse

製品モデル