RoboLector プラットフォーム
RoboLector XTシステムは、マイクロバイオリアクター BioLector XT のハイスループット培養 およびオンラインモニタリング機能に、極めて正確なリキッドハンドリングとを組み合わせた自動分注培養プラットフォームです。
RoboLectorシステムは、統計的な実験計画法(DoE)から培地の構成を調製し、BioLectorXTのハイスループット培養へ橋渡しを行います。
さらに、pH調整を行い、あらかじめ設定したスケジュールに従って、または培養状態をオンラインモニタリングすることによって設定したオンラインシグナルをトリガーとして、各培養ウェルに誘導物質、フィード溶液を液送します。冷却ステーションを含む様々な対象(分注する容器)への自動サンプリングも可能で、プロセスのモニタリングと管理を最適化することができます。
RoboLector XLの特長
培養モード
- DOまたは時間による流加を制御
- ボーラス供給によるフェドバッチ培養
- 繰り返しによるフェドバッチ培養
- 生菌数によるサンプリング/薬剤投与
- 時間によるサンプリング/薬剤投与
- pH調整
オンライン計測による制御開始シグナル
- 生菌濃度
- pH、DO (オプトードを使用)
- 蛍光分子 (GFP, YFP, DsRedなど)
- NAD(P)Hとリボフラビン
- プロセスまたは誘導時間
- ワーキングボリューム
特長
- 最大48サンプルパラレル培養による上流プロセスを自動化
- 1日24時間、1週7日間の連続稼働
- プラグ・アンド・プレイを実現するディスポーザブル技術
- 統計的な実験計画法 (DoE)
- 短い時間でより詳細なバイオプロセス開発を促進
- 極めて正確な分注 (< 5%, 50 - 950 μl) と高い再現性 (CV < 5%, 50 - 950 μl)
- ラボスケールへの確かな培養スケールアップ
- 迅速で簡単なデータ解析
- PATおよびQbD向けの有益なツール
- カスタムメイドなソリューションにも対応可能なプロセッシングユニット
アプリケーション
- 自動サンプリング
- 自動化によるタンパク質発現誘導
- タンパク質発現の最適化
- 培養プロセスにおける操作を同期可能
- pHの最適化
- 流加の最適化
- 培地調製
- プロセス特性評価
- ハイスループットなタンパク質発現
- 微生物培養での上流プロセス自動化
製品モデル
技術資料
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