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【無料Webセミナー】バイオものづくりを加速させる!有用物質産生微生物の構築と培養プロセス最適化の自動化

7月 16, 2025

日本

イベント詳細

蓄積された様々な生物種の配列データを統合することで新たな遺伝子を設計する合成生物学は、生物による経済的な物質生産「バイオものづくり」として社会実装が現実のものとなりつつあります。ここで鍵となるDBTL(Design-Build-Test-Learn)アプローチは、革新的なバイオ製品の開発を加速させるための重要なフレームワークです。
本セミナーでは、当社がご提案するバイオものづくり研究・開発ワークフローのDBTLサイクルをより効率良く実施するためのソリューションの中から最新アプリケーション事例をご紹介いたします。

<演題1>
オートメーションが紡ぐ有用物質高生産株候補の多数構築系とオミックス評価系

遺伝子アッセンブルはDBTLサイクルでのBuildの主工程ですが、より探索的な遺伝子構築が求められる現在では、より多くのアッセンブル低コストに実施できるシステムが求められます。チップを使用しない非接触型微量分注機 Echo 525と自動分注機ワークステーション Biomek i-Seriesの組み合わせにより、反応量を微量化し、ハイスループットかつコストを削減した系構築を提案致します。

さらに下流工程においても、大腸菌サブクローニング核酸抽出、標的タンパク質の改変進化、発現株からのタンパク質精製、質量分析によるメタボローム解析などのマルチオミックス解析まで幅広い範囲での自動化への対応実績も併せてご紹介致します。

 

<演題2>
マイクロバイオリアクターによる微生物による有用物質産生の発現誘導条件検討の迅速化

構築した菌株の培養プロセスの開発、最適化は生産性の高いバイオプロダクションにおいて重要です。
BioLector XTは最大32菌株をpH調整や流加培養をしつつ、かつ培養パラメーターをモニタリング可能な微生物用マイクロバイオリアクターです。
単体でも菌株スクリーニング、バイオプロセス開発の強力なツールとなりますが、さらに自動分注ワークステーションBiomek i-Seriesとの統合で発現誘導やサンプリングを自動化することも可能です。
本セミナーではE. coli のIPTG添加発現誘導系を例に、流加培養での産生物収量を最大化するための条件検討をBioLector XTがいかに迅速化するかをご紹介致します。

日 時
2025年 7月 16日(水) 13 : 30 ~14:15

 

演 者
小野寺 純
ベックマン・コールター株式会社 ライフサイエンス マーケティング本部
ジェノミクスプロダクトマネージャー
藤村 興輝
ベックマン・コールター株式会社 ライフサイエンス マーケティング本部
本部長

 

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