【無料Webセミナー】臨床検査におけるフローサイトメトリー
10月 18 - 11月 1, 2023
Japan
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Description
本Webセミナーは過去に開催し、ご好評いただいた基礎セミナーの再放送です。
フローサイトメトリー検査初心者の方や、経験者の方で改めて基礎を勉強してみたい方へも有用な基礎情報をお届けいたします!
日 時
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2023年 10月 18日(水) 17 : 00 ~18:00
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病院施設の臨床検査分野において、フローサイトメトリーは欠かすことのできない重要な検査となっており、迅速に結果を報告できる診断ツールとして定着してきています。現在、臨床検査分野におけるフローサイトメトリーでも複数のガイドラインが策定されていまが、生化学検査ほど標準化が進んだ検査ではなく、同一検査項目であっても施設毎に使用される試薬、蛍光色素、カラー数が異なること等が、「フローサイトメトリー検査は難しそうだ」とのご感想につながっているのではないかと思います。実際に、フローサイトメトリーによる検査は実施施設で検討・作成されたSOPに従って検査を行う、典型的なLaboratory developed test (LDT)であり、生きた細胞を使用し、様々な試薬を使用することから、細胞の取扱い方法・抗体試薬や蛍光物質の特性・解析作業などに対する知識と経験が必要となります。
本セミナーでは、初心者の方がフローサイトメトリーによる臨床検査を行われる際に抑えておくべき基礎知識や、経験者の方も意外と知らなかったと言われるような基本を押さえた情報について解説いたします。
日 時
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2023年 11月 1日(水) 17 : 00 ~18:00
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リンパ球サブセット検査は、主に末梢血リンパ球の細胞表面抗原を検索することにより、形態的に見分けられないリンパ球の亜群(サブセット)を同定し、免疫状態のモニタリング等を行います。
リンパ球の各サブセットに関しては、最近の研究からより詳細な分類がなされていますが、臨床検査としてのリンパ球サブセットは代表的機能集団であるTリンパ球、Bリンパ球、NK細胞の比率およびTリンパ球のCD4陽性Helper T細胞やCD8陽性CytotoxicT細胞の比率、絶対数等の測定が一般的と思います。
解析対象がリンパ球であることや対象抗原が細胞表面上で高密度に発現していることからフローサイトメトリーを用いたアプリケーションとしては比較的にわかりやすく、書籍等でも簡単に説明されることの多い検査ですが、やはり正確な測定・解析を行うためには押さえておくべき情報やデータ解析のコツがあります。
本セミナーでは、リンパ球サブセット検査を基本から見直すことにより、より正確な測定結果を報告するための考え方やデータの見方について解説します。
※本セミナーの視聴は視聴登録が必要です。 |