第49回 日本免疫学会学術集会 テクニカルセミナー

12月 8, 2020

Japan

Description

第49回 日本免疫学会学術集会 テクニカルセミナー

IL-6アンプとゲートウェイ反射による組織特異的な炎症性疾患の誘導

日時:2020年12月8日(火) 11:20~12:05

開催方式:オンライン開催(チャンネル1)

演者:村上 正晃 先生
( 北海道大学 遺伝子病制御研究所 分子神経免疫学分野) 

座長:高柳 広 先生
( 東京大学大学院 医学系研究科 免疫学)

概要:

私たちは自己免疫疾患誘導のための分子機構としてIL-6アンプとゲートウェイ反射を、それぞれ2008年と2012年に発見して研究を行っている。IL-6アンプは、線維芽細胞、血管内皮細胞などの非免疫細胞でのNFkB増強機構で、当該細胞にて、NFkB信号とともにIL-6-STAT3信号が導入されたときに生じて、炎症性サイトカイン、ケモカイン、増殖因子などNFkB標的分子群を病態局所にて発現増強する。

最近、いくつかのSNPsで制御される疾患関連遺伝子が、尿細管上皮、ケラチノサイトなど組織特異的細胞にてNFkB信号活性化を介してIL-6アンプを増強し、病態を誘導することが分かった。ゲートウェイ反射は、特異的な交感神経回路の活性化が特異的な臓器血管部位のIL-6アンプを活性化して自己反応性T細胞の侵入口を形成する機構で、特に、血液関門を持つ中枢神経や網膜で、組織特異的な病態を誘導する。

本テクニカルセミナーでは、IL-6アンプとゲートウェイ反射による組織特異的な炎症性疾患の誘導について、CytoFLEXとMoFlo Astriosを利用した研究も交えて解説する。

 

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