CARESアワード

HIV/AIDS患者の生活の改善に向けた活動をしている人々を表彰

CARESアワードでは、国際的な賞を目指していますが、ベックマン・コールター社では、初年度においては、世界中でHIV/AIDSの影響が最も深刻な地域の1つのニーズに焦点を当てたいと考えていました。2017年の推薦受付開始はAfrican Society of Laboratory Medicine(ASLM)の年次大会でした(2016年12月3~8日、南アフリカ共和国、ケープタウン) ASLMは、ラボラトリーサービスの改善を目的とした、アフリカ全土の専門家団体です。受賞者はアフリカ地域エイズ・性感染症国際会議(ICASA)において発表されます(2017年12月4~9日、コートジボワール、アビジャンにて開催)。

推薦はCARESのウェブサイトを通じて、または専用申込書(郵送またはオンラインで)で直接受け付けます。候補者リストに氏名が記載された段階で、HIVコミュニティには賛成票を投じる機会が与えられます。推薦人の数上位3位までの候補者が最終審査会に進みます。国際的に認められた審査団がCARESアワードの受賞者を選抜し、5,000ドルの賞金を授与します。

候補者資格

求められる人材

求められる人物像は、今年中のAIDSに対する顕著な取り組み、すなわち、エイズ患者のコミュニティをより良く変革する展望を持つ人物、そしてその描いている展望を、結果の測定が可能な方法で行動に移すためのメカニズムを構築した人物です。看護師、医療従事者、国内コーディネーター、ラボの科学者および臨床医、またはAIDS相談などを実施するソーシャルワーカーなど、コミュニティにおいて幅広く積極的な活動を行っている人々が受賞対象となります。国際的に認められた審査団がCARESアワードの受賞者を選抜し、5,000ドルの賞金を授与します。

評価は以下の基準に基づいて行われます。

  • 個人であること(組織・団体ではない)。私たちは、組織・団体/試みの基となる構想を構築した一個人について知りたいと考えています。
  • 候補者は、自身の描く展望を、結果の測定が可能な方法で行動に移すためのメカニズムを構築した人物であること。
  • 候補者は、HIVコミュニティ内における活動に影響をもたらした人物であること。
  • 候補者は、その価値観と人類のための普遍的な関与によって他者に影響を及ぼし、そのコミュニティ内でロールモデルとして尽くしている人物であること。

High Burden HIV Marketsのアライアンス構築部門ディレクターであるSamuel Boovaは次のように述べています。

「この賞で、個々の努力、尽力、および勇気についての正当な評価を受けていなかった人々、またはHIV/AIDSとの戦いに変化をもたらした人々に、活動の場とストーリーを語るためのプラットフォームを提供します。候補者は独立判定委員会によって選抜され、CARESのウェブサイトに掲載されます。しかし、最終選抜者だけが称賛を得るわけではありません。上位3候補者のストーリーもまた、CARESのウェブサイトに掲載されます」

推薦手順と申込書

ベックマン・コールター社のCARESアワードは、2016年12月1日の世界エイズデーに推薦受付を開始します。候補者は、候補者とその推薦人で構成される推薦チームによって、CARESアワードの注目を集めるようになります。候補者自身が推薦者となることはできません。推薦者は推薦の受付開始から評価手順の期間にかけて、CARESアワードと候補者間の連絡役となります。

推薦期間は2016年12月1日から2017年9月15日までで、この間に推薦チームは準備を整えることができます。推薦手順には、多くの時間とエネルギーを要します。推薦者チームは書類の提出に先立って、推薦のルールと推薦書類の内容を慎重に確認するようにしてください。推薦書類の提出方法についてのご質問、不安、また説明が必要な場合は、FAQページをご覧ください。

2017年9月15~16日の間に、CARESアワードのウェブサイトに候補者名が掲載され、HIV/AIDSコミュニティによる投票が可能となります。その後CARESアワードの国際判定員会が最終候補者リストを作成し、2017年9月16日から2017年11月15日までの間に、受賞者を決定します。

CARESアワードの受賞者はアフリカ地域エイズ・性感染症国際会議(ICASA)において発表されます(2017年12月4~9日、コートジボワール、アビジャンにて開催)。すべての候補について、その承認が全推薦チームメンバーに対して電子メールで通知され、候補者にはコピーが送付されます。

CARESアワード国際判定委員会

Maurine M. Murtagh

ロンドン大学衛生熱帯医学大学院のInternational Diagnostics CentreのCEO

Maurine Murtaghは国際的な健康問題の診断を専門とするコンサルタントであり、世界保健機関、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ユニットエイド、その他の機関にて活動しています。Maurineは以前、クリントン・ヘルス・アクセス・イニシアチブ(CHAI)の診断サービス部長を、約5年間務めていました。CHAIへの参加前、MaurineはサンフランシスコのHoward Rice Nemerovski Canady Falk & Rabkinの法律事務所の企業パートナーを務め、企業の合併・買収および証券取引法を主に取り扱っていました。彼女はジョージタウン大学を卒業し、テキサス大学オースティン校で経営学修士を、コロンビア大学で金融学修士を、デューク大学では法務博士を取得しています。

Francois Venter

MD、FCP(SA)、Mmed、DTM&H、Dip HIV管理(SA)、ウィットウォーターズランド大学の再生医療とHIVの研究所(Wits Reproductive Health and HIV Institute)の事務局次長。

Venter博士は抗レトロウイルス療法最適化研究を複数指導し、公共部門によるHIV対策へのアクセスにおいても積極的に関与してきました。彼は現在、新規のファーストラインおよびセカンドラインの抗レトロウイルス療法、治療介入と患者のつながり、および自己検査プロジェクトに関与しています。彼は以前、南アフリカで、米大統領エイズ救済緊急計画(PEPFAR)が出資する大規模なHIVプログラムを指揮しました。このプログラムには、トラック運転手や風俗業で働く人々に焦点を当てたものも含まれています。彼は10年以上にわたって南アフリカおよび地域のガイドラインの代表を務め、南アフリカでの研修のほぼすべてを終了しました。

彼の現在の研究の中心は、セカンドライン治療における低用量スタブジン、低用量ダルナビルの利用、および新規の薬剤の併用によるファーストライン療法の耐性と効能の改善、並びに患者情報の活用によって診断後の治療の連携の改善につなげることです。

Ana Teasdale

シニアアドバイザー、Strategic Initiatives Pangaea Global AIDS

Ana TeasdaleはStrategic Initiativesにおけるシニアアドバイザーです。彼女はPangaeaのCEOおよびリーダーシップチームのシニアカウンセラーを務め、新規および進行中のプログラム並びに戦略について特に、HIVおよび女性の健康に関する幅広い優先事項のとりまとめ、および国際団体との連絡調整についての助言を行っています。Anaは国際開発の分野で15年を超える経験があります。彼女はPangaea Global AIDSに参加する前にスーザン・G ・コーメン(コーメン)、カトリック・リリーフ・サービス(CRS)、および全米民主国際研究所(NDI)で働いていました。Anaは、コーメンで、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、および中東における助成金その他の活動の国際社会における広がりを調査し、乳癌の意識啓発、スクリーニングおよび治療の普及に努めました。彼女はバハマにてコーメン初の官民パートナーシップを立ち上げ(2012年9月)、世界中の多くのNGO、政府、および企業パートナーとコーメンとの協力関係の強化に重要な役割を果たしました。CRSでは、戦略計画の作成、研修ワークショップ、開発の提案、および評価を通じて中東および東南アジアの現地オフィスをサポートしました。NDIでは、様々な政治関係者との協力を通じて、東欧において同研究所の政治団体、市民社会、および議会プログラムの設立・開発を支援しました。

セルビア出身であるAnaは、ワシントンD.Cのアメリカン大学において、国際関係論のB.A.、国際的開発に主眼を置いた国際交流分野のM.A.を取得しました。

Lesley Scott

Lesley Scott教授、PhD、ウィットウォーターズランド大学(南アフリカ、ヨハネスブルグ)の分子医学および血液学部教授。

Scott教授は、分子医学および血液学部において臨床検査医学分野を研究する、応用科学者です。教授はWITS卒業生で、すべての資格はこの大学において取得しました。また過去18年間は主としてHIVおよびTBについてのラボラトリー品質の診断装置のデザイン、開発、評価、および実用についての研究を行い、治療、ワクチン研究および製造までに9年を費やしました。National Health Laboratory ServiceにおけるNational Priority Programの研究開発責任者、兼AIDS Clinical Trials Groupの研究所長であるLesleyと彼女が率いる研究チームは、南アフリカおよびその他資源の限られた環境下における公共研究機関全体で使用される特許技術を開発しました。また、コンパニオン診断薬を開発して、ハイスループットおよびポイント・オブ・ケアの結核検査センターにおける高品質の検査を実現しました。これは現在、国際的なプログラムとなって24カ国で実践されています。LesleyはWITS大学の学術研究プログラムを継続的にサポートし、さらに、大学院における多くの興味深い研究プロジェクトにおいて、科学者、研修医、および生体工学科の学生を指導し、患者ケアの改善に努めています。2004年から、LesleyはNIH、Grand Challenges Canada、CDC、USAID/Pepfarその他各種団体からの助成金を通じて研究団体を設立し、78の公表文献、130の会議要約の作成に携わり、保健政策の見直しを実現させました。

Francesca Celletti

M.D.、エリザベス・グレイザー小児エイズ財団のInnovation and New Technologies副会長。

Francesca Cellettiは、イノベーション、保健システム、国際保健構想およびHIV/AIDSを専門とした、国際保健専門家です。彼女はイノベーションの管理を通して、プログラムの実行における最適化、HIV治療サービスの利用機会の拡大、品質の向上および投資に対するリターンの改善に取り組んでいます。Francescaは、この役職に就く前はTechnical Leadership and Sustainabilityの上級理事を務め、Foundation on Technical Assistance and Health Systemsの活動を監督していました。EGPAFに参加する前は、WHOのHealth Systems部門のコーディネーターを務め、低~中所得国における、中堅の医療従事者やコミュニティの保健職員などを含む、医療従事者数の拡大に向けたWHOの国際的な取り組みをけん引しました。WHOへの参加前は、アフリカおよび中東各国の政府において、保健システムの強化および保健サービスの利用システムの改善を目指した、国内保健政策の開発およびプログラムの実行を支援しました。

イタリア出身者であるFrancescaはイタリアのボローニャ大学でM.D.の学位を取得しています。ボローニャ大学およびハーバード大学にて内科学および集中治療のトレーニングを受け、スタンフォード大学で博士研究員、Geneva School of Diplomacyで国際関係のPh.D.を取得しました。

規定および適格性

CARESアワード(以下、本アワード)は、本アワードの受賞者名で行われる5,000ドルの寄付で成り立っています。この寄付金は、あらかじめ決められた慈善団体リストの中から受賞者が選択した団体に対して授与されます。本アワードは、HIV/AIDS対策の一環として、コミュニティ内で治療活動や、献身的な取り組みを行った個人を表彰することを目的としてデザインされています。候補者は、一定期間に及ぶ持続的な活動を通じて人道的価値を体現し、コミュニティ内に変化をもたらして人々の役に立ったとみなされている個人である必要があります。

候補者としての適格性

  1. 候補者は、米国からの通商が禁じられていないサブサハラ・アフリカ諸国の市民または居住者個人であることが必須要件です。
  2. 慈善団体、ラボラトリー、病院または市民団体の職員が候補者になることも可能です。この場合の候補者は、個人的使命を明確に示し、自発的な活動を行っている一個人である必要があります。
  3. 候補者自身が本アワードの推薦人となることはできません。自己推薦は取り消されます。
  4. 過去の受賞者は、以後のアワードの対象外となります。
  5. 推薦書類の提出によって、それを行った人物は、候補者自身から本アワードプログラムへの参加についての同意を得たことを表明します。
  6. ベックマン・コールター社、その関連会社および子会社(ダナハー社系列企業を含む)の役員、従業員、および請負業者、並びにその家族は、候補者および推薦人のいずれとしても対象外です。
  7. 独立助言委員会メンバーは、候補者および推薦人のいずれとしても対象外です。
  8. 推薦人1人につき、推薦できる候補者は1名です。

推薦手順

  1. 候補者は、推薦権を持っている人物によって選出され、既定の応募フォームを用いて推薦されます。
  2. 推薦期間は2016年12月1日~2017年9月15日(締め切り)です。締め切り日を過ぎた推薦は受け付けられません。

受賞者の選抜

  1. 受賞者の選抜は独立助言委員会(Maurine M. Murtagh、Francois Venter、Ana Teasdale、Francesca Celletti、およびLesley Scottで構成;以下、委員会)によって行われます。
  2. 本委員会は、締め切り日までに受け付けられたすべての推薦候補についての審査後に、最終候補者リストに残った3名の中から、多数決で本アワードの受賞者を決定します。
  3. 本アワード受賞者の選抜において、委員会では、特に上記の規定のセクションAに記載される価値の体現の観点から、各候補者の取り組み方法を考慮します。
  4. 候補者の選抜においては、人種、性別、年齢、性的嗜好、政治的または宗教的属性、勤務先、ベックマン・コールター社またはその関連会社の製品・サービスの購入の有無、その他上記の規定のセクションAに記載された価値と関係がないいかなる条件も、影響を及ぼすことはありません。
  5. 1名の候補者が受けた推薦数が委員会の選考に影響することはありません。
  6. 委員会は、上記の規定に則って本アワードの受賞者を選出します。

参加条件;辞退の権利

  1. 2017年9月15日までに、すべての候補者に対して、本アワードに推薦されたことが文書で通知されます。
  2. 候補者は、いつでも選考過程への参加を辞退することができます。
  3. 2017年9月15日までに上記規定についての書面による承認が得られなかった場合、当該候補者は選考過程への参加を辞退したものとみなされます。
  4. 推薦の承認はすなわち、ベックマン・コールター社が当該候補者名を本アワード受賞者または次点候補として公表(プレスリリースの発表やベックマン・コールターCARESアワードのウェブサイトへの関連書類の公表などが含まれるが、これらに限定されない)することを候補者自身が許可したことを示します。
  5. 本アワードの受賞者に決定した候補者には授賞式への出席が求められます。

受賞者の発表

  1. 受賞者を含めて、最終選考に残った3名の候補者には、2017年11月15日までに個人あてにその旨が通知され、2017年12月4~9日、コートジボワール、アビジャンにて開催される、アフリカ地域エイズ・性感染症国際会議(ICASA)において受賞が発表されます。
  2. 最終選考に残らなかった候補者には通知は致しません。

その他

  1. 本アワードの受賞は交換、譲渡不能です。また他の賞に換えることはできません。
  2. ベックマン・コールター社は、受賞者に事前に通告することなく、いつでも本アワードの授与を取り消す権利を有しています。
  3. 本アワード受賞者に関する委員会の決定は最終決定であり、いかなる意見も入り込む余地はありません。
  4. 本アワードに関連して提出された個人情報はベックマン・コールター社が厳密に取り扱います。詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。

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